個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」とは? 初心者でも簡単に始められる節税方法


また社会保険料が上がるの!?マジ無理。もう限界!

不満があるなら自分で税金対策するしかニャイ!!
厚生労働省が発表する「将来推計人口(令和5年推計)」によると、日本の人口は2020年の1億2,615万人から、2070年には8,700万人に減少する見通しです。
高齢化も進行し、65歳以上の人口割合は2020年の28.6%から2070年には38.7%へと上昇するとされています。
また、2024年2月27日に厚生労働省が発表した「2023年の人口動態統計速報」によると、2023年に生まれた子どもの数は約76万人と過去最少でした。
8年連続で過去最少を更新しています。
婚姻件数に至っては90年ぶりに50万組を下回るなど、今後もますます出生数の減少が見込まれます。

減る一方じゃん!年金もらえるのかなぁ?

もらえるとは思いますよ。ただ制度の仕組み上、改悪は続くでしょう。
政府としても少子化対策は急務であると危機感を示すものの、具体的な解決策は示されていません。
それどころか、少子化対策の財源として社会保険料を充当する考え方が有力となっているほどです。
子育て支援金は月額500円? 1000円以上?→加藤大臣の「実質負担ゼロ発言」は信じていいのか?
これは「社会保険料の目的外流用」であると批判や揶揄されてもおかしくありません。

サラリーマンが狙い撃ちされてるニャン!
公的年金の減額や少子高齢化の進展がますます深刻化する人生100年時代のなかで、私たちは個人の力で老後に備える必要があります。
老後に不安を感じて、節税や資産運用に興味をもっている方もいるのではないでしょうか。
節税対策としてよく挙げられる代表例としては、個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」があります。
しかし、個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」について、近年よく耳にするものの具体的にどのようなものであり、その仕組みや背景がよくわからないという人も少なくないでしょう。
そこでこの記事では、3年以上資産運用を続けている私の経験も踏まえながら「iDeCo(イデコ)とはどのようなものであるのか」について解説していきます。
- 節税や投資に興味があるけど何からすればいいかわからない
- 老後に備えて資産運用したい
- 退職金だけでは老後のお金が心配
このようなお悩みや疑問を抱いている方にとっては、iDeCo(イデコ)は節税対策としてピッタリです。
実際に私もiDeCo(イデコ)で資産運用を始めて、「老後のお金の心配はもう必要ないかな」と思えるようになりました。ぜひ最後まで読んでお金に困らない人生100年時代を生き抜く術を学びましょう。
個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」とは?


iDeCo(イデコ)ってそもそもどのようなものなの?

個人で老後資金を積み立てる税金対策制度のひとつです!
iDeCo(イデコ)とは公的年金に追加して給付が受けられる年金制度です。
また、老後に備えてコツコツと資金を積み立て、60歳以降での受け取りが可能です。
つまり、自分のために年金をつくる制度であるといえます。
iDeCo(イデコ)に代表される私的年金に加入した場合、公的年金だけでは不足しがちな老後に必要な資金を効率的に準備ができます。
iDeCo(イデコ)では、自分自身で以下の作業を行います。
- 掛金の拠出
- 運用方法の決定
- 運用成果の受け取り
繰り返しになりますが、近年の日本におけるさまざまな問題を背景に、政府としても年金制度を維持することが困難になってきている現状を頭に入れておきましょう。
日本が直面する年金制度の問題
- 少子高齢化の急速な進展
- 退職金制度がない会社の増加
- 社会保障費の増額
これらによって、受給金額が減ることや受給開始年齢の延期などの可能性が想定されます。
実際に私がiDeCo(イデコ)やNISAで資産運用を始めたきっかけは、社会保障費が増加していることや退職金がない会社で勤めていたことが大きな理由のひとつです。
国から受け取る公的年金以外にも、個人の力で年金を積み立てて老後に備えましょう。

「もう国ではカバーできないから、自分でどうにかしてね!」という政府からのメッセージと受け取ってください。

勉強しないとマジで暗い未来が待ってるじゃん…。
iDeCo(イデコ)を利用するメリット3選

iDeCo(イデコ)を利用するメリットとしては、以下の3つが挙げられます。
- 掛金が全額所得控除
- 利息や運用益が非課税
- 受取時も一定額まで控除対象
それぞれ具体的にみていきましょう。
メリット1. 掛金が全額所得控除
iDeCo(イデコ)を利用する1つ目のメリットは、掛金が全額所得控除です。

掛金…?控除…?意味わかんないんだけど……
掛金は定期的に積み立てたお金のことであり、控除は差し引くことを意味します。
つまり、所得控除とは所得額から積み立てた一定金額を差し引く制度のことです。
iDeCo(イデコ)では掛金が全額所得控除されるため、課税所得から掛金が差し引かれます。課税所得が減るので、当年分の所得税と翌年分の住民税が軽減され節税になります。
たとえば、月に1万円の掛金で所得税と住民税がそれぞれ10%であった場合、1年間で2万4000円分の税金が軽減されることになります。

課税所得…?知らない言葉が多くてわからなーい!

課税所得は普通の所得と違うニャ?

所得の意味からわかりやすく説明しますね!
「課税所得」とは簡単に説明すると、「税金がかけられる所得」という意味です。
そもそも「所得」とは、自分の手元に入ってくる「収入」から事業活動に必要な「経費」を差し引いたものです。
「所得」から「所得控除」という控除金額を差し引いて計算すると、「課税所得」の金額を求められます。
- 「収入」−「必要経費」=「所得」
- 「総所得」−「所得控除」=「課税所得」
このように、収入から経費を差し引いた金額を意味する「所得」と総所得金額から所得控除を差し引いた金額を意味する「課税所得」には、意味と算出方法の違いがあります。
メリット2. 利息や運用益が非課税
iDeCo(イデコ)を利用する2つ目のメリットは、利息や運用益が非課税であることです。
一般的に、株式や投資信託などの金融商品への投資によって得た利子や運用益には、源泉分離課税で20.315%の税金がかかります。
しかし、iDeCo(イデコ)で運用した場合には利息や運用益が非課税になります。
65歳未満の公的年金の被保険者が加入対象であり、60歳以降での受け取りが可能であることから、利子や運用益が非課税であることは非常に大きなメリットのひとつです。
なぜなら「複利の効果」が期待できるからです。

複利の効果…?
複利とは、元本と利子に対してさらに利子がつくことです。
元本のみに対して利子がつく「単利」とは異なり、年月が経てば経つほど指数関数的に資産が増えていくのが複利の特徴です。
たとえば、100万円分の元本を利回り5.0%で30年間運用したと想定すると、最終的な元利合計の資産額は以下のようになります。
- 単利の場合:250万円
- 複利の場合:約432万円
このように、中長期目線で資産運用を行う場合には運用益をさらに運用して利子を増やす「複利の効果」があるため、60歳以降での受け取りが前提となるiDeCo(イデコ)でも複利のメリットを得られます。

つみたてNISAみたいに長期運用が前提の制度ってことニャ!
複利の力についてはこちらの記事で解説しています。複利の力を味方につけると、才能やセンスがなくても資産を着実に増やせる確率がグッと上がります。大きな努力も必要ありません。ぜひチェックしておいてください。
メリット3. 受取時も一定額まで控除対象
iDeCo(イデコ)を利用する3つ目のメリットは、受取時も一定額まで控除対象であることです。
iDeCo(イデコ)は原則として60歳から「老齢給付金」として受け取れますが、受取方法も自分で選べます。

老齢給付金って……?

ある一定の年齢に達すると支給される給付金のことです!
以下の3つの受取方法から選べます。
年金の受取方法
- 一時金(一括受け取り)
- 年金(分割受け取り)
- 一時金と年金の併用
いずれの受取方法を選択した場合でも、各種控除の対象となるため、一定額まで税金がかかりません。
iDeCo(イデコ)に向いている人の3つの特徴とは?

iDeCo(イデコ)を利用することでさまざまなメリットがあります。
では、iDeCo(イデコ)のメリットや恩恵を享受できる人にはどんな特徴があるのでしょうか?
iDeCo(イデコ)に向いている人には主に次の3つの特徴があります。
- 安定した収入が見込める人
- 退職金がない人や退職金が少ない人
- 20代・30代などの若い人
それぞれの特徴について具体的にみていきましょう。
特徴1. 安定した収入が見込める人
iDeCo(イデコ)に向いている人の1つ目の特徴は、安定した収入が見込める人です。
繰り返しになりますが、iDeCo(イデコ)の大きなメリットのひとつは、掛金が全額所得控除になることです。
年収が高ければ高いほど納めるべき税金の金額も多くなるため、高収入や安定的収入の見込みがある人にとってはiDeCo(イデコ)の高い節税効果が期待できます。
そのため、安定した収入が見込める人は老後資金対策として積極的に活用することをおすすめします。
逆に、収入が少ない期間や大きく変動する期間が予測される場合には、支払いが困難になる危険性があるのでやらない方がいいでしょう。

転職、退職、失業など仕事の転機が考えられるなら要注意。

収入の見通しが立ってからiDeCoをスタートするニャ!
特徴2. 退職金がない人や退職金が少ない人
iDeCo(イデコ)に向いている人の2つ目の特徴は、退職金がない人や退職金が少ない人です。
退職金や一時金としてiDeCo(イデコ)を受け取る際には、退職所得控除を利用できます。

退職所得……?

税法上での退職金のことだニャ!

つまり、退職所得控除とは退職金に対する控除制度ってことです!
退職所得にも所得税や住民税などの税金がかかります。
しかし、退職所得控除を利用することによって、差し引かれる税金の額を抑えられます。
そもそも一時金として受け取ることは、iDeCo(イデコ)で運用していた資産を現金化して、一括で全額受け取るということです。
iDeCo(イデコ)を一時金として一括現金で受け取るときには、退職所得の扱いとなるため、退職所得控除が利用可能です。
つまり、退職金がない人や退職金が少ない人にとって、退職所得控除を活用することで差し引かれる税金が少なくなるため節税対策につながります。
退職金制度がない企業や退職金が少ない企業に勤めている人だけでなく、そもそも退職金という概念がない自営業やフリーランスも、国民年金くらいしか老後になってお金を受け取れる仕組みがないためiDeCo(イデコ)の利用がおすすめです。
特徴3. 20代〜40代の若い人
iDeCo(イデコ)に向いている人の3つ目の特徴は、20代〜40代などの若年層です。
時間をかければかけるほど、複利の効果や税制優遇のメリットを享受しやすいという理由から、20代〜40代などの若年層には向いています。
元本と利子に対して利子がつく複利の考え方は、資産運用において必要不可欠です。
複利の影響によって、投資する期間が経過するごとに加速度的に資産は増えていきます。
20〜40代の人であれば、引き出しが可能な60歳までに多くの時間があるため、iDeCo(イデコ)のメリットを受けやすいでしょう。

資産運用では、長期・分散・積立が成功の鍵だったニャ!
投資を長期的に継続することによって、年々変動幅が小さくなり、いずれ大きな利益が期待できるとされています。
実際に私も老後に備えて20代からiDecoを利用して積み立ててきましたが、50%程度も資産が増えています。
お金に余裕があればなるべく若いうちからスタートすることが大切です。
iDeCo(イデコ)で節税できるまでの4ステップ

iDeco(イデコ)はただ加入するだけでは節税にはなりません。
年末調整や確定申告を行うことによって初めて所得税や住民税などの税金が抑えられます。
ここからはiDeco(イデコ)で節税できるまでの流れを4ステップで解説します。
- iDeCo口座を開設する
- 金融商品を選択して加入手続きを行う
- 毎月積立方式で購入する
- 所得控除の申請を行う
順番に解説します。
1. iDeCo口座を開設する
1つ目のステップは、iDeco口座を開設することです。
iDeco口座をまだ開設していない場合は、iDeCoを取り扱っている金融機関の中から申込みたい金融機関を選択し、口座を開設しましょう。

たくさんあるからどの口座がいいのかわからないよ…

おすすめは使い勝手が良くて手数料の安いネット証券です!
数ある証券会社のなかでも、ネット証券の楽天証券とSBI証券がイチオシです。
おすすめのネット証券
- 楽天証券
- SBI証券
ネット証券会社大手の楽天証券とSBI証券 は、手数料が安いことと取扱銘柄が多いからです。
ポイ活や節約をしている方にとっては、ポイントが付与されることも大きなメリット。
iDeco(イデコ)については以前までは取扱銘柄数の観点からSBI証券 がおすすめでしたが、楽天証券の低コストファンドの増加によって、現在はどちらもおすすめです。
細かな部分では取扱銘柄数とポイントにわずかな違いがありますが、気にするほどではありません。
そのため、楽天ユーザーで投資初心者の方は楽天証券、TポイントやPontaポイントなどをご利用で豊富なラインナップを求める方はSBI証券 をおすすめします。
ちなみに、投資を始めたばかりだった当時の私は、楽天ユーザーで画面の見やすさや使いやすさを求めていたため、楽天証券を選択しました。

時間を味方につけるのが大事なので、証券会社選びに時間をかけないでくださいね!
2. 金融商品を選択して加入手続きを行う
2つ目のステップは、金融商品を選択して加入手続きを行うことです。
iDeco(イデコ)では、月額5,000円から1,000円単位で掛金を設定できますが、掛金の上限金額は自分の職業によって異なります。
積み立てたお金は60歳になるまで引き出せないため、無理のない程度の金額で掛金を設定することが大切です。

無理のない程度の金額とはどれくらいのことなの?
- 生活防衛資金の確保
- 収入の8割で生活
これらの金額を確保したうえで、残った金額の2割をiDeco(イデコ)などの資産運用に回しましょう。
また、運用していく商品によってリスクやリターンが大きく異なります。
「多すぎてどれを買えばいいかわからない」とお悩みの人は、次の基準でファンドを選びましょう。
今後も米国の強さを信じる人は全米株式。少しでも不安を感じる人は全世界に連動するファンド(通称:オルカン)がおすすめです。
おすすめのインデックスファンドについてはこちらの記事で解説しています。

自分のリスク許容度と相談しながら、運用商品を選択しましょう!
リスク許容度についてはわからないという方は、こちらの記事をご覧ください。自分に合ったリスクの取り方の解像度が上がり、自爆する確率を下げられるでしょう。
設定する掛金の金額や運用する金融商品については、余剰資金を考慮に入れて、事前にしっかりと決めたうえで加入手続きを行いましょう。
3. 毎月積立方式で購入する
3つ目のステップは、毎月積立方式で購入することです。

まだやることあるの…?

積立購入は一度設定すれば、ほったらかしでOKです!
iDeco口座の開設と金融商品の選択が完了したら、あとは毎月自動で掛金が口座から引き落とされ、選択した金融商品が積み立てられていきます。
年に1回は運用している金融商品の掛金の金額を変更できるため、ライフスタイルにもあわせて定期的なメンテナンスをしましょう。
ちなみに、私は基本的にはほったらかしですが、年に1回は運用状況を見直して余裕のある年には増額をして支出の厳しい年には減額をしてメンテナンスをしています。
4. 所得控除の申請を行う
4つ目のステップは、所得控除の申請を行うことです。
iDeco(イデコ)の節税として所得控除の適用を受けるためには、年末調整か確定申告で課税所得控除の申請を行います。
年末調整の場合でも確定申告の場合でも、申請用紙に「小規模企業共済等掛金払込証明書」を添付して提出する必要があります。

年末調整でも確定申告でもやることはほぼ同じだニャ!
申告を忘れてしまった場合には所得控除は適用されず、税金が安くならないため、忘れずに申請を行いましょう。
iDeCo(イデコ)を始める際の3つの注意点とは?

iDeCo(イデコ)を始めることで得られるメリットは多くありますが、注意点についても理解しておくことが大切です。
- 60歳まで引き出せず、途中解約も基本的にできない
- 元本割れリスクが伴う
- 手数料がかかる
それぞれの注意点について確認していきましょう。
注意点1. 60歳まで引き出せず、途中解約も基本的にできない
iDeCo(イデコ)を始める際の注意点の1つ目は、60歳まで引き出せず、基本的には途中解約もできないことです。
iDeCo(イデコ)は老後に備えて生活資金を準備する目的で作られた制度です。

途中でも積み立てたお金を引き出せるよね…

それはできませんよ!
税制優遇を設けて国が用意した制度であるため、60歳までに拠出した掛金を引き出すことや途中で解約することは、原則できません。
将来起こる予測可能な変化
- 病気を患って、掛金どころではなくなった
- 転職活動で次の就職先まで収入がなくなった
- 会社の業績悪化で失業してしまった
お金が必要になったものの引き出せないという事態を招かないように、将来考えられる変化も充分に想定して、事前に拠出する金額を設定しましょう。
注意点2. 元本割れリスクを伴う
iDeCo(イデコ)を始める際の注意点の2つ目は、元本割れリスクを伴うことです。
iDeCo(イデコ)も金融商品を購入しているため、投資と同様、リスクとリターンがあります。
しかし、長期・積立・分散によってリスクを抑えた運用が可能です。
私の場合は、元本割れリスクもあるが運用実績に応じて大きく増える可能性もある元本変動型商品を購入しています。
なかには満期時に積立した元本が確保される元本保証型商品を選ぶ人もいますが、これは危険です。
その理由は、大きく資産を増やすことができないことや満期時のインフレ率によっては価値が目減りしてしまう可能性があるからです。
元本割れリスクを伴うものの、時間を確保して優良な金融商品を選べば高確率で資産を増やせます。

投資にはリスクとリターンが付きものだニャ!

リスクとリターンのバランスを取り、長期的な運用が大切です
注意点3. 手数料がかかる
iDeCo(イデコ)を始める際の注意点の3つ目は、手数料がかかることです。
iDeCo(イデコ)を運用するにあたって、さまざまな手数料が発生します。
iDeCo(イデコ)にかかる手数料
- 加入時の手数料
- 口座管理手数料
- 給付事務手数料
- 還付事務手数料
- 投資信託の信託報酬

加入・拠出・年金受給すべてのタイミングで手数料がかかるのね…
手数料は運用管理する金融機関によって異なるため、加入手続きをする前に確認しておきましょう。
なお、資金不足によって掛金を拠出できなくなって一時的に積立購入を停止した場合でも、手数料は持続的にかかることには注意が必要です。
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マネーセンス 人生で一番大切なことを教えてくれる、「富」へ導くお金のカルテ11
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短距離走を走るような強度でフルマラソンを走ったら、どうなるでしょうか?

完走できるわけないじゃん。てか、そんな馬鹿なこと考える人いる?

そうやって、すぐにフラグを立てるところニャン…。
こんな高強度でマラソンを走ろうものなら、完走できないどころか途中でケガをして退場することも考えられます。考え方がズレていると、ずっと間違い続けます。望む結果は永遠に手に入りません。
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ひとつでも当てはまるようなら、小手先のノウハウを学ぶ前に根っこにある考え方を整える必要があります。
正直、日本に生まれた時点で経済的自由を手にするのはそこまで難易度は高くありません。

言いすぎでしょ!私、めちゃくちゃ苦労してるよ!?

でも、苦労してない人もいるニャン。ニャにかが違うはず。
X(旧Twitter)やYouTubeで情報収集をし、本も読んで勉強してるのに、去年と比べてお金が増えてない人はマネーセンス 人生で一番大切なことを教えてくれる、「富」へ導くお金のカルテ11を読んでお金との関係で悩む日々から卒業しましょう。
難しいことはわかりませんが、マンガと図解でお金の増やし方を教えてください!
「お金を増やしたいけど、活字は苦手…」という人はマンガで学びましょう。

マンガでお金のこと勉強できるの?

物語になってるので全体像を理解するにはピッタリですよ!
老後のお金が不安になって書店に駆け込み、難しそうな本を手に取り挫折したことがある人はぜひ読んでみてください。私も「マンガでお金の勉強ができるの?」と半信半疑でしたが、いざ読んでみると感動しました。
- 専門用語が少ないからスラスラ読める
- 金融機関が絶対に言わない不都合な事実を滅多斬りにするのでスカッとする
- 最終的に何をすればいいのかまで具体的にわかる
分厚い専門用語だらけの本を読んで「結局、何をすればお金が増えるのかよくわからなかった…」という不完全燃焼の人に絶対に読んでほしい一冊です。
このマンガを読めば、銀行のカモになることも、保険会社の養分になることもなく、着実に資産を増やす道筋が理解できるでしょう。彼らが売りつけるものの99%は価値の上がらないゴミと言っても過言ではないからです。

他人を豊かにするものばかり買ってたら意味ないよね…。
殿、利息でござる!
殿、利息でござる!の原作は、小説やマンガではなく、磯田道史さんの「穀田屋十三郎」という評伝です。つまり、ノンフィクションです。
舞台は仙台。藩からの労役がキツすぎて、もう立ち行かなくなりそうな吉岡宿の住人がとんでもないことを考えました。「藩にお金を貸して、その利子で儲ければいい!」という当時では非常識な打開策です。ところが、彼らは実現させてしまいます。

マジで投資じゃん!

いつの時代もお金を賢く使う人が明るい未来を手に入れるニャン!
ド派手な計画ですが、分解すると「お金で困らないための作戦はものすごくシンプルだな」とこの映画から学びました。
- お金を貯める
- 投資の目的をハッキリさせる
- 適切な投資先を選ぶ
ざっくり言えば、この3つを愚直に実践しただけですが、様々な葛藤やトラブルが発生します。
どの問題も時代が変わろうとも変わらない人間の本質が根っこなので、事前に知っておくと実際に資産形成をするときに楽です。

どんな問題が出るかわかってるテストを解くようなもんね!

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※本ページの情報は2024年3月時点のものです。最新の配信状況は、公式サイトでご確認ください。
まとめ 自力で備えないと危険!?「iDeco(イデコ)」で老後のお金の不安を解消しよう!
iDeCo(イデコ)とは公的年金に追加して給付が受けられる年金制度です。
また、税制面において非常にメリットが大きい仕組みです。
- 掛金が所得控除
- 利息や運用益が非課税
- 受取時も一定額まで控除対象
税金は人生で負担の大きい支出のひとつだといえます。
その税金の負担を軽減できる優遇制度としてiDeCo(イデコ)は効果的な制度です。
実際に私もiDeCo(イデコ)を始めたことでほったらかし状態で資産を増やせました。
その運用実績を確認すると、「老後のお金の心配はもう必要ないかな」と思えました。
60歳以降での受け取りが可能なiDeCo(イデコ)では投資の側面もあるため、複利の効果が得られます。
そのため、老後に備えてコツコツと資金を積み立て、長期的に運用すればするほど資産が増えます。
時間を味方につけるためにも、iDeCo(イデコ)は1日でも早く始めましょう。
まずは、手数料が安いネット証券で口座開設し、余剰資金で小額から始めてみることをおすすめします。
私も投資初心者の頃に見やすくて使いやすいと感じた楽天証券で、一度口座設定を済まして放置するだけで着実に資産が増えています。
まだ証券口座をお持ちでない方は、
- 楽天証券
- SBI証券
のネット証券が手数料が安くて、取扱銘柄も豊富なのでイチオシです。
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