リスクを抑えて将来の資産をつくる!インデックス投資の始め方とコツを解説


個別株を買ったけど値動きが気になって落ち着かない!

放ったらかしで資産が増える投資ってニャイの?
投資初心者や投資に興味がある人によくある悩みですが、王道のインデックス投資を始めれば「勝手に資産が増えていく投資」は誰でもできるようになります。
そこで今回は夫婦で2年以上インデックス投資をしている私が、インデックス投資の始め方とコツを解説します。
私もインデックス投資を始めてからは、コツコツ積み立てるだけで特別なことは何もしていません。
それでいて老後のお金の心配が小さくなり「老後2000万円問題はもう心配しなくていいな!」と思えるようになりました。無理せず着実に資産を増やしたいと思っている人はぜひ最後まで読んで参考にしてください。
知識ゼロでもできる!インデックス投資の始め方3ステップ


投資って勉強も必要だし、難しいよね…。

たしかに一昔前はそうだったかもしれません。でも今はネットで誰でも簡単に始められますよ
個別株投資には、企業分析や売買タイミングなどの難しさがあります。
しかし、インデックス投資は驚くほど簡単に運用できて、資産を増やせる可能性があります。
やることは、たったの3ステップしかありません。
やることはコレだけ!
- 証券口座を開設
- 証券口座にお金を入金
- インデックスファンドを購入
ちなみに、まだインデックス投資の全体像を知らない人は、こちらの記事をチェックしておいてください。
証券口座を開設
まずは、証券口座を開設します。
口座といえば銀行口座をイメージする人も多いと思いますが、株式投資をするためには、証券口座が必要です。
おすすめは手数料が安く、商品の取扱い数が多いネット証券です。
- SBI証券
- 楽天証券
上記二つのうち、どちらかを選べば間違いありません。
申し込みは、スマートフォンやパソコンからサクッと完了します。

どっちの証券口座を開設すればいいのかな?

投資初心者におすすめの証券口座を教えてほしいニャ!
どちらの証券口座も使っている私の意見を以下にまとめておきます。参考にしてみてください。
楽天証券がおすすめの人
- 難しい操作は嫌いでとにかく分かりやすいのがいい
- 経済圏でお得にポイントをためたい
アプリが見やすく操作性が良い点を重視する方には楽天証券がおすすめです。
私もメインは楽天証券を使っています。
SBI証券がおすすめの人
- 米国株への投資を積極的に行いたい
- 最大手の証券会社を使いたい
米国株に興味がある人は、取扱数No1のSBI証券がおすすめです。
SBI証券は国内初となる1,000万口座を達成しており、ネット証券No.1の証券口座です。
私はサブ口座として活用しています。
証券口座にお金を入金
証券口座を開設したら、株を購入する準備として証券口座に入金します。
おすすめの入金方法は即時入金(インターネット入金)です。
即時入金とは
インターネット上にある自身の銀行口座から、証券口座に直接入金する方法。
スマホ一つでお金の出し入れが完結して、すぐに反映されるのでとても便利です。ただし、利用には提携する金融機関のネットバンキング契約が必要な点には注意が必要です。
ATMから証券口座への入金も可能ですが、手間がかかるためおすすめしません。
ちなみに私は以下のふたつのネット銀行を利用しています。
- 楽天証券への入金:楽天銀行
- SBI証券への入金:住信SBIネット銀行
どちらもスマホアプリから入出金の操作ができ、残高の確認もしやすいのでおすすめです。
ちなみに、楽天証券は楽天銀行じゃないと即時入金できない。というわけではありません。
即時入金サービスを提供していて、証券口座と提携している金融機関であれば、インターネットバンキングを契約して入出金が可能です。

楽天銀行からでもSBI証券に即時入金できるよ!ってことです。
インデックスファンドを購入
入金が完了したら、商品を購入します。
インデックス投資と呼ばれている名のとおり、購入するのはインデックスファンドと呼ばれる投資信託です。
投資信託とは、たくさんの株式が一つにまとめられた金融商品の事です。
お弁当をイメージして、こう覚えておけばOKです。
- 個別株=からあげ弁当(おかずはからあげ1種類)
- 投資信託=幕の内弁当(複数のおかずがすこしずつ)

たくさんの株をちょっとずつ詰めた、パック商品が投資信託ね!

おかずを自動で入れ替えてくれるので、買った後も放置でOKですよ!
胡散臭いかもしれませんが、毎月積み立てる以外に何もする必要が本当にないのがインデックス投資の魅力です。
インデックス投資で失敗しない人がしている3つのコツとは?

勝手に資産が増えていくインデックス投資には、運用のコツがあります。
このコツを理解していなければ、長期間運用しても思ったほど資産が増えない可能性もあります。
インデックス投資で失敗しない人がしている、3つのコツは以下のとおりです。
- 長期
- 分散
- 積立
順番に解説します。
長期
インデックス投資は年利4%から7%程度の利益を狙う投資手法です。
そのため、短期で資産拡大できないのがネックです。一方、長期で運用するほど「複利」の力で雪だるま式に資産が拡大します。
あの世界的物理学者アインシュタインも複利の力に関して、こう言っています。
「人類最大の発明は複利である」
短期的な結果に一喜一憂せず、長期に渡ってインデックス投資を続けましょう。
分散
金融庁公式HPの投資の基本によると、3つの考え方があります。
- 資産の分散:複数の株式を組み合わせる
- 地域の分散:日本、米国、欧州など
- 時間の分散:複数のタイミングで購入
この3つの分散を組み合わせると、より上手にリスクコントロールでき、値動きの幅(リスク)を抑えつつ、市場全体の平均的な成長の恩恵を受けられます。
積立
株価は長期的にみれば右肩上がりに上昇する可能性が高いため、下落局面は本来買い増しのチャンスです。
しかし、損失を拡大したくない心理が働き、なかなか購入に踏み切れないのが人間です。
インデックス投資なら、このようなジレンマに悩まされる必要はありません。
- 毎月淡々と購入する積立投資ならタイミングを気にしなくていい
- 自動買付の設定をすれば勝手に買付してくれる

長期目線で考えると、これほど楽に資産を増やせる方法はないと言っても過言ではありません!
インデックス投資のメリット【実体験】

ここではインデックス投資で私が感じたメリットを3つ紹介します。
参考にしてみてください。
運用の手間がかからない
通常の個別株で利益をあげるには、企業を分析して銘柄選定するため、ある程度の時間を必要とします。しかし、インデックス投資ではその必要は一切ありません。
私は2人の子どもを子育てしながらインデックス投資をしていますが、ほんとうに楽でたまーに運用額を確認して「えっ何かお金増えてる!」という感じで資産運用していることすら忘れる瞬間があるほどです。
日々忙しい会社員や子育て中の方にとって、運用の手間をかけずに資産運用できることは大きなメリットといえるでしょう。
コストが低い
インデックス投資はとにかくコストが低いのが魅力です。
販売手数料が0円のノーロード商品も珍しくありませんし、ファンドに支払う信託報酬が0.2%以下で購入できる商品が多いのも特徴のひとつです。
余計な手数料を削ぎ落とし着実に資産が増えるように設計されているのは大きなメリットです。
少額から始められる
インデックス投資は、100円や1,000円などの少額から始められます。
個別株の場合、最低単位で購入するのに数万円から数十万円のお金を準備する必要があり、投資初心者はハードルの高さを感じるかもしれません。
しかし、インデックス投資はおこづかいからでも始められるので、まさに投資初心者におすすめの投資スタイルです。
インデックス投資のデメリット【実体験】

万人におすすめできるインデックス投資にもデメリットは存在します。
ここからはインデックス投資のデメリットを3つ紹介します。
短期間で高リターンは得られない
個別株の場合は株価が年利2倍、3倍に上昇するケースも少なくありませんが、インデックス投資ではまずありえません。
20年以上の長期でみた場合、年利は4%から7%程度に収束します。
個別株はハイリスクハイリターンなのに対して、インデックス投資はミドルリスクミドルリターンと覚えておきましょう。
元本割れのリスクがある
銀行預金以外のほとんどにいえることですが、インデックス投資は元本保証がなく投資したお金が、目減りする可能性がある商品です。
そのため、商品を選ぶ際は信託報酬などの手数料の安さや、投資する対象のファンドを厳選する必要があります。
運用がつまらない
「半年で資産が倍になりました」
「爆速で億り人達成!」
SNSなどで上記のような魅力的なワードを見かける一方、インデックス投資は年利4%から7%を積み上げる地味な手法なため、つまらないと感じる場合があります。
また、証券口座で設定さえすれば買い付けも自動で行なってくれるので、資産運用を楽しみたい人にとって、豊かになった実感が湧きにくいこともデメリットといえます。
おすすめのインデックスファンドはこの4つ

おすすめは米国、または全世界を対象にしたインデックスファンドです。
- 米国に投資するインデックスファンド
→eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
→楽天・全米株式インデックス・ファンド - 全世界に投資するインデックスファンド
→eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
→楽天・全世界株式インデックス・ファンド
米国は先進国で唯一、今後も人口増加が予想される国です。
人口が増えれば国力が成長して、生産も消費も増え続けて世界中から投資マネーが集まります。
全世界に投資するインデックスファンドも中身の6割は米国の株式が割合を占めており、株式市場において米国はまさに横綱的存在です。
2010年代はGAFAMをはじめとする巨大テック企業が世界をリードする、まさに米国1強の時代で、米国に投資すれば儲かる相場でした。
今後も米国1強を信じるなら米国、米国に少しでも不安を感じるなら全世界のインデックスファンドという選び方をおすすめします。
お金持ちになるための秘密とは?【無料あり】

今、世間では、AIだとかChatGPTだとか、今までにないテクノロジーが注目を集めています。
「もしかしたら自分の仕事はAIに奪われるんじゃないだろうか…」と不安を抱えている人も少なくないでしょう。
しかし、お金で困らない原理原則は時代が移り変わろうとも不変です。
この原理原則を押さえていることがお金持ちの秘密と言っても良いでしょう。
時代に振り回されないためにも、小手先のテクニックではなく、キッチリお金持ちになるための基礎を身につけるのに役立つコンテンツをここでは紹介します。
- #シンFIRE論
- 父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え
- 新しい王様
順番に紹介します。
#シンFIRE論
この本は日本で初めてFIRE本を書いた穂高唯希さんの書籍です。
前著「本気でFIREをめざす人のための資産形成入門 30歳でセミリタイアした私の高配当・増配株投資法」、これまで一般に明かされることが多くなかった再現性の高い経済的自由&早期退職への道筋を具体的に示したことで話題になりました。
今回紹介する#シンFIRE論は、投資の方法論ではなく自分に合った生き方を見つけるためのガイドブックという方が適切な本です。
自分の軸が定まっていなければ、いくら投資手法を学んだところで情報が多すぎる現代ではブレてしまいます。揺らぐことのない信念を手に入れるための秘訣をFIREを達成した先輩から学んでみてください。
父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え
こちらはAmazonで1,367個の評価を受け、星5つ中、4.3の高評価を誇る裕福になるための早道を教えてくれる本です。
実際にレビューをチェックしてみると、このような評価を見つけました。
- 投資をする前に出会いたかった
- 投資を教えて、と言われたらこの本を貸します
- 281ページから285ページに書いてあることがすべて
この本の内容を知っているのと知らないのとでは、結果を出すまでにかかる時間が桁違いと言っても過言ではありません。
投資に関する本を読んだものの、自分の課題を明確にできず、モヤモヤした気持ちを抱えている人はぜひチェックしてみてください。
新しい王様
「街でもらったティッシュのチラシを見て借りたら、借りたのは8万円だったのが知らないうちに200万円になってて…」
こう話すのは看護師になりたくて東京に来たもの、学費や教科書代が足りなくなった武田玲奈さん演じる三井エイリ。
「闇金で金を借りるなんて馬鹿だなぁ」と思うかもしれませんが、お金の勉強をせずに社会の罠にかかって高い代償を支払っている人は少なくありません。
もしあなたが、「お金が原因で不幸な人生を送りたくない」と思っているのであれば、新しい王様は参考になると思います。
新しい王様を無料視聴できる動画配信サービス(VOD)
配信サービス | 配信状況 | 視聴・お試し期間 |
![]() Amazon Prime Video |
![]() 見放題配信 |
今すぐ動画視聴 30日間無料 |
![]() U-NEXT |
![]() 見放題配信 |
今すぐ動画視聴 31日間無料 |
![]() hulu |
![]() 見放題配信 |
今すぐ動画視聴14日間無料 |
![]() Lemino |
![]() 見放題配信 |
今すぐ動画視聴 1ヶ月間無料 |
※本ページの情報は2023年8月時点のものです。最新の配信状況は、公式サイトでご確認ください。
まとめ 遅いほど不利!今すぐ口座開設して投資を始めよう
- 老後2000万円問題
- 終身雇用の崩壊
- 増え続ける税金と社会保障費
- 上がり続ける物価と減り続ける実質賃金
投資を始めていない人はこれらのリスクに対して、預貯金のみで戦うことになります。これではインフレに太刀打ちできず、長い目で見ると生活は苦しくなる一方です。
国はこれらのリスクを打開するために、NISAやiDecoなど投資を後押しする制度を用意しています。国から「投資しないと今後ますますお金が足りなくなるよ」といわれているのです。
それでもなかなか投資に踏み切れないのは、投資がハイリスクハイリターンのギャンブルであるかのような先入観によるものではないでしょうか?
証券口座を開設して、優良なインデックスファンドを長期的に分散して積み立てていけば、リスクを抑えて将来の資産をつくることは誰にでもできます。
ちなみに、証券口座を開設するなら手数料が安く使いやすいネット証券がおすすめです。まだ証券口座を開設していない人はこの機会に開設だけでもしていつでも投資を始められるようにしておきましょう。
おすすめのネット証券
- 楽天証券
- SBI証券
執筆者プロフィール
