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【絶対やるな!】ネットワークビジネス(MLM)の副業は何が悪い?知らないとハマる落とし穴

こいん

退職金や給与から税金が搾り取られるって本当なの〜?

たいし先生

少ない現役世代で多くの高齢者を今までのように支えるためには一人あたりの負担が増えるのは既定路線ですよ…。

6月30日、会社員の退職金や給与の増税に関する岸田首相の宣言を受け、SNSは炎上。

30年手取りが増えてないのに、これ以上削る方向に働きかけてどうするの?
5公5民で苦しいと訴える国民に、この仕打ち。
課税所得が上がるので、「所得税・住民税・健康保険」がアップする。大増税時代の到来か

Yahoo!ニュース「将来に希望が持てるように」岸田首相が大増税を宣言「退職金&給料の優遇減らします」個人事業主の次は会社員がターゲットの無間地獄

ついに会社員まで増税のターゲットに。実質賃金は減少傾向にあるので、「会社の給料だけでは生活が苦しくなる…」という不安から副業に対する関心が高まっています。

Job総研「2023年 副業・兼業の実態調査」によると、副業をしていると答えた人の割合が2018年に35.5%であったのに対し、2022年には72.4%と約2倍に増えています。

そこで副業としてネットワークビジネスを始めてみようかなと思う人は少なくありません。

ネットワークビジネスとは

口コミによって商品を広げていく連鎖販売取引(MultiーLevel Marketing)のこと。

頭文字を取ってMLMと呼ばれたり、マルチ商法と呼ばれたりもする。

こいん

この前中学の友だちからお茶に誘われたらマルチ商法の勧誘だった。権利収入っていう自分が何もしなくてもお金が入ってくるビジネスなんだって!最高じゃない?

ぽち

僕はネットワークビジネスには良い印象を抱けニャイ…。

たいし先生

ネットワークビジネスは百害あって一利なしです。権利収入という甘い言葉に踊らされると、稼げない泥沼にハマりますよ。

実は私も勧誘でプレゼンされたキラキラした生活に憧れ、ネットワークビジネスをやっていたひとりです。

ネットワークビジネスで人生逆転できるかと思いきや、時間もお金も失い、権利収入は幻想だと思い知りました。

その後、株式投資を始め、今では運用益は30%を超えており、お金の心配が小さくなった実感があります。しかし、ネットワークビジネスを続けていたら今ごろ路頭に迷っていたかもしれません。

だからこそ断言しますが、ネットワークビジネスは副業に本当に向いていません。

今回はネットワークビジネス経験者である私がネットワークビジネスについて解説します。

この記事を読めば、一見凄そうに見えるネットワークビジネスに勧誘してくる人たちに振り回されて悲惨な末路を辿ることなく、着実に無理なく資産と収入を増やす方法が分かります。ぜひ最後まで読んで参考にしてください!

ネットワークビジネスと混同されやすいビジネス【全くの別物です】

まずはネットワークビジネスと混同されやすいビジネスについて紹介します。

  • ネズミ講
  • アフィリエイト
  • ネットビジネス

ネットワークビジネスの勧誘ではこれらが比較対象になり、「あんなのやっても稼げないよ!私たちと一緒にがんばろう!」と心を揺さぶってきます。

ネットワークビジネスこそやっても稼げない最悪のビジネスのひとつです。ビジネスの種類を知り自衛できるようになりましょう。

ネズミ講

ネズミ講は無限連鎖講と呼ばれ、加入者が下位の会員を2人以上入会させることで利益を得る仕組みです。

こいん

私が2人に入会してもらえば儲かるってこと?シンプルでいい!

ぽち

僕はお金儲けの道具じゃニャい!

たいし先生

ネズミ講は公序良俗に反し、加入者に経済的損失を与える可能性が高いことから法律で禁じられています。

ネズミ講の代表的な事例に、天下一家の会事件があります。

天下一家の会はネズミ講を使い、のべ120万人から1,896億円のお金を集めました。

手順は以下のとおりです。

  • 入会者は「親しき友の会」に入会費2,080円を支払う。
  • 本部に1,080円が収められ、残りの1,000円は6代さかのぼった親会員に送金される。
  • 会員は月に4人の子会員を勧誘し、子会員はさらに4人の孫会員を勧誘する。
  • これを繰り返すと6代下の会員は1,024名となり、受け取れる配当は102万4千円まで膨れ上がる。
  • しかし人口の上限に達したため、会員を増やすことができなくなりました。
こいん

最後の方の意味がわからない…。どうして人口の上限に達するの?

必ず破綻するネズミ講の仕組み

最初のひとりが2人勧誘して、さらにその2人が2人を勧誘するとnヶ月目以降の会員数は以下のとおり。

2ⁿ ー 1 ※ nは2以上

  • 2ヶ月目の会員数:2² – 1 = 4 – 1 = 3人
  • 3ヶ月目の会員数:2³ – 1 = 8 – 1 = 7人
  • 27ヶ月目の会員数:2²⁷ – 1 = 134,217,728 – 1 = 1億3421万7727人
こいん

日本の人口超えちゃう?だから続かないんだ…。

話を天下一家の会に戻しましょう。

ネズミ講の宿命である会員数の壁にぶつかると、配当の支給が滞ります。「詐欺だ、インチキだ!」と怒った会員から入会金の返還を求めて提訴。

裁判の結果、開設者に懲役3年・執行猶予3年・罰金7億円の判決が下り、1978年に無限連鎖防止法が制定されました。

なお、ネズミ講であることを知りながら勧誘を行なった者も処罰の対象となるので注意しましょう。

第五条 無限連鎖講を開設し、又は運営した者は、三年以下の懲役若しくは三百万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。

第六条 業として無限連鎖講に加入することを勧誘した者は、一年以下の懲役又は三十万円以下の罰金に処する。

第七条 無限連鎖講に加入することを勧誘した者は、二十万円以下の罰金に処する。

無限連鎖講防止に関する法律

なお、会員を勧誘するという点がネズミ講とネットワークビジネスの共通点です。しかし、ネットワークビジネスはネズミ講と違い商品の販売を行うため違法行為とはみなされません。

そのためネットワークビジネスの説明会では、合法性を強調するためにネズミ講がよく引き合いに出されます。

アフィリエイト

アフィリエイトは自身のブログやSNSなどで企業の商品を紹介して、売れたり、クリックされたりすると報酬が得られるビジネスです。

商品を販売して報酬を得る点はネットワークビジネスと同じです。

ただし、ネットワークビジネスとは違い、アフィリエイトは会員を増やすための勧誘などはしません。

ネットビジネス

ネットビジネスはネットワークビジネスと名前が似ているものの、中身は別物です。

インターネットを使ったビジネス全般を指し、種類は多岐に渡ります。

ネットビジネスの例

  • Webライター
  • ブロガー
  • 動画編集
  • YouTuber

ネットビジネスとネットワークビジネスとの最大の違いは、収益が発生する仕組みです。

  • ネットビジネス:自分のスキルでお客さんの問題を解決してお金を稼ぐ
  • ネットワークビジネス:人間関係を売ってお金を稼ぐ
こいん

人間関係を売るって言い過ぎじゃない?

たいし先生

友人や同僚に声をかけることから始まる傾向にあるので人間関係を換金するようなものです。

【実体験】ネットワークビジネスが副業に向かない5つの理由

私の体験をもとに、ネットワークビジネスに勧誘してくる人が絶対に語らない裏側を公開します。私もこの事実を知っていれば、「ネットワークビジネスで一発当てよう」などとは思わなかったでしょう…。

  1. 失うものが多すぎる
  2. 社会的信用が低い
  3. スキルの応用が利かない
  4. コミュニティから抜けるのが難しい
  5. 実態は労働集約型

ひとつずつ解説します。

理由①:失うものが多すぎる

実際にネットワークビジネスを始めると、失うものの多さに気づきました。得るものは少ないのに。

個人的に痛かったのは次の3つです。

  • お金
  • 精神的なゆとり
  • 友人

まずお金を失います。

入会時に販売するための商品セットを購入させられました。その額16万円。正直、高いと思ったのですが、「ビジネスを始めるために必要だから!」と言われたので仕方なく購入。

さらに、ビジネスを継続するために毎月2万円以上購入し続けなくてはいけません。これは建前で、私を紹介した人のランクを維持するためです。言い方は悪いですが、養分と言えます。

ちなみに、この定期購入のために借金地獄にハマる人もいます

次に精神的なゆとりも失います。

毎月2万円以上も払っているので、回収しなければならない重圧に押しつぶされそうでした。そのため相手の都合も考えず、自分が利益を得るために押し売りをしていました。もちろん思ったように売れません…。

それでも毎月2万円以上が財布から飛んでいくので、メンタルはボロボロ。「こんなはずじゃなかったのに」と落ち込みました。

最後に友人を失うリスクがあります。

私は勧誘がことごとく失敗に終わったため、友人をネットワークビジネスというトラップに嵌めることはありませんでした。しかし、もし成功していたら、友人たちにノルマを課し友だちと呼べる関係ではいられなかったでしょう。

理由②:社会的信用が低い

名前に「ビジネス」とついているものの、ネットワークビジネスに対する世間の風当たりは強いです。

ネズミ講を連想する人がまだまだ多く、マルチ商法絡みの事件をニュースで見たり聞いたりすることが多いためです。

例えば、「ネットワークビジネス」「マルチ商法」で検索してみるとこんなニュースが目に留まります。

こいん

こうして見るとネットワークビジネスの先にはバッドエンドしか待ってないわね…。

たいし先生

社会には学校が教えてくれない落とし穴がたくさんあるんですよ…。

さらにネットワークビジネスの印象を悪くするのが悪質な勧誘方法です。

ネットワークビジネスの入り口

  • 「久しぶりにお茶しない?」
  • 「会わせたい人がいる」
  • 「面白いセミナーがあるよ」

ありがちな誘い文句ですが、絶対に「ネットワークビジネス」と言いません。言えば、断られるのがわかっているからです。

しかし、目的を告げずに勧誘を行なうのはブラインド勧誘と呼ばれ、違法行為です。

統括者(連鎖販売業を実質的に掌握している者)、勧誘者(統括者が勧誘を行わせる者)又は一般連鎖販売業者(統括者又は勧誘者以外の連鎖販売業を行う者)は、連鎖販売取引をしようとするときは、勧誘に先立って、消費者に対して、次のような事項を告げなければなりません。

1.統括者、勧誘者又は一般連鎖販売業者の氏名(名称)(勧誘者、一般連鎖販売業者にあっては統括者の氏名(名称)を含む)

2.特定負担を伴う取引についての契約の締結について勧誘をする目的である旨

3.その勧誘に係る商品又は役務の種類

特定商取引法ガイド 連鎖販売取引
こいん

ね、眠たくなってきた…。

たいし先生

ネットワークビジネスに勧誘する時は「ネットワークビジネスしない?」って誘わないといけないってことですよ。

とはいえ、「ネットワークビジネスしない?」と声をかけても成約できる確率は低いので、実際はブラインド勧誘が横行しています。その結果、逮捕される人もいます。

社会的に信用されているとは言えないネットワークビジネスを副業に選ぶのはハイリスク・ローリターンと言えるでしょう。

理由③:スキルの応用が効かない

残念ですがネットワークビジネスで培ったスキルは、他のビジネスで応用が効きません。

なぜなら、人を勧誘して加入させることをひたすら繰り返すばかりでからです。こんなことをしているのはネットワークビジネスだけと言っても過言ではありません。

実際に出会った先輩会員は、以前に別のネットワークビジネスをやっていた方ばかりでした。

過去に行政処分を受けたネットワークビジネスの会社が、社名を変更して同じことを繰り返していることからも応用が効かないことが見て取れます。

旧社名現社名
ニューウェイズモデーア
アイテックインターナショナルアースジャパン
Vyvo(ヴィーヴォ)インペルソナ
アイエムエスジャパンLINK
Divine(ディヴァイン)True Thor(トゥルーソー)
こいん

まるで不祥事を何回も繰り返す懲りない会社みたいね…。

たいし先生

人間関係を売ってお金を稼ぐことが文化になってしまったのでしょう…。

理由④:コミュニティから抜けるのが難しい

辞めたいと思っても、コミュニティから抜けるのが難しいのがネットワークビジネスの特徴です。

なぜなら下位の会員に抜けられると報酬が減るため、引き留められるからです。またしても養分扱い。

実際に私も勧誘がうまくいかず行き詰まっていたので「もう辞めたい」と伝えると、紹介者と上位会員を交えて話し合うことに。

𠮟り飛ばされるかと思いきや、励ましの言葉やアドバイスをもらい、「努力が足りないだけ」と錯覚して活動を継続!とはいえ、一向に売れません。しかし辞めると告げると引き留められるので困りました。

思い切って在庫を売り飛ばし、ネットワークビジネスから脱出!

たいし先生

フリマアプリではネットワークビジネスの商品が叩き売られています…。

こいん

ネットワークビジネスの過酷さが透けて見えるわね…。

理由⑤:実態は超労働集約型

「ネットワークビジネスで成功すれば権利収入が手に入り、時間とお金の自由の両方が手に入る!」などと言われますが、嘘です。実際はブラック企業のほうがマシに思えるほどの超労働集約型です。

くどいようですがネットワークビジネスは会員を勧誘し続けなくては報酬が発生しない仕組みだからです。ずっと稼働しなくてはいけません。

ネットワークビジネスの実態

  • 毎日メッセージのやりとり
  • 平日の夜から始まる商品勉強会
  • 説明会後に開かれる新規勧誘会への参加

会社の歯車になるのが嫌でネットワークビジネスを始めたはずなのに、気付けばネットワークビジネスの歯車にされていたのです。

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ネットワークビジネスに勧誘された時の上手な断りかた3選

ネットワークビジネスは副業に向いていないと知っていても、いざ勧誘されると「相手の気分を害したらどうしよう」「嫌われたら気まずい」などと心配になり断りにくいものです。

ここではネットワークビジネスの勧誘を受けたときの断り方を3つ紹介します。

  • ネットワークビジネスと分かった時点で立ち去る
  • 「私はやりません」とはっきり断る
  • 理由付けをしない

中には「今までの関係性が壊れるんじゃないか?」と感じるものもあるでしょう。しかし、あなたを金儲けの道具として見てくる人と付き合っていては不幸になるだけです。

ネットワークビジネスと分かった時点で立ち去る

まず、ネットワークビジネスの勧誘と分かった時点で、「帰る!」と言って立ち去りましょう。

こいん

無礼じゃない?

たいし先生

目的を伝えずに誘っておいて、ネットワークビジネスの勧誘を始めるのは無礼じゃないんですか?

本当に友人が大事なら、相手がやっていることは法に触れる恐れがあることだと気づかせてあげるのが優しさではないでしょうか。

特定負担を伴う取引についての契約の締結について勧誘をするためのものであることを隠して同行させた者等に対して、公衆の出入りする場所以外の場所(例:事業者の事務所、個人の住居、ホテルの部屋や会議室、公共施設等の会議室、カラオケボックス、貸し切り状態の飲食店等)で勧誘することは禁止されています。

特定商取引法ガイド

「私はやりません」とはっきり断る

次に「やってみる?」と聞かれた時は、「やらない」とはっきり断りましょう。

曖昧な返事をしていると「チャンスかも」と相手を勘違いさせてしまうためです。

ただし、注意点が2つあります。

  • ネットワークビジネスを非難しない
  • 相手を退会させようとしない
こいん

道を踏み外そうとしてるのに放っておくの!?

たいし先生

気持ちはわかりますが、改宗させようとするくらいハードルが高いのでオススメしませんよ。

ぽち

揉めるのが目に見えてるニャン…。

理由付けをしない

最後は勧誘を断るときに理由付けをしないようにしましょう。

よくある断り文句

  • お金がない
  • 時間がない
  • 伝える人がいない
  • 家族に相談したい
  • 少し考えたい

ネットワークビジネスの勉強会では商品の勉強だけでなく、勧誘で断られた場合の対応もトレーニングすることがあります。マニュアル化されており、理由を付けて断ってもしつこく勧誘してくる人は少なくありません。

私も勧誘を断られた時はいったん相手に同意したうえで、こう反論するように教わりました。

  • 「お金や時間があったらどうする?」
  • 「伝える人がいっぱい居るとしたらどうする?」
  • 「今決めるのも持ち帰って決めるのも同じじゃない?」

ネットワークビジネスに手を出さずにお金を増やす方法【実証済み】

繰り返しになりますが、ネットワークビジネスは自由な時間とお金が手に入ると偽り、人をだましてお金を巻き上げ、関わった人の人間関係をメチャクチャにするビジネスモデルです。

もしあなたが今の仕事で経済的に苦しく、がんばっても先の見えない閉塞感を感じているならネットワークビジネスではなく、この方法を実践してみてください。きっと努力に見合った成果が手に入るはずです。

  • 固定費を見直す
  • 資産を購入する
  • 副業を始める
  • 転職する

ひとつずつ解説します。

固定費を見直す

まずは、固定費を見直して余計な支出を減らしましょう

いくら収入が増えても、支出が減らない限りお金は手元に残りにくいからです。

こいん

嘘!たくさん稼げば、手元に残る金額も多いはず!

たいし先生

世帯年収1,000万円の高収入でも貯蓄なしという家庭もあるんですよ…。

大事なことなので、もう一度言います。着実に資産を増やしたいなら、まずは固定費を見直して余計な支出を減らしましょう。一見、遠回りとも思えますが、実はこれが最短ルートです。

余計な支出を減らす方法

  • 格安SIMに変更する
  • 不要な保険を解約する
  • 使わなくなったサブスクを解約する

固定費の見直しについて詳しく解説した記事を置いておくので、もし腰を据えて本当に効果のあることに取り組む気がある人はご覧ください。

資産を購入する

固定費の見直しで浮いたお金で資産を購入しましょう。

資産はあなたが寝ている間も遊んでいる間も定期的にチャリンチャリンとポケットにお金を運んできてくれるからです。

固定費を見直して、資産を購入すれば、資産が成長していく実感が持てます。資産が運んでくるお金だけが生活費を上回る日も夢ではありません。

とはいえ、誰もが投資で人生を豊かにできるわけではありません。失敗を繰り返す人もいます。そんな悲しいことにならないためにも、投資で失敗する人のパターンを知っておきましょう。

副業を始める

これからの時代、生活水準を維持・向上させていくために副業は欠かせないと言えるでしょう。世はまさに、大副業時代です。

もう退職するまで会社が面倒を見てくれる時代ではありません。

こいん

浮いたお金で資産を買うだけじゃ駄目なの?

たいし先生

駄目とは言いませんが、馬力が足りないのがネックですね…。

残酷ですが、投資は軍資金が多い人が勝ちやすいゲームと言えます。同じ利回りで運用しても、いくら運用しているかで成果に大きな違いが出るからです。

同じ年利5%でもこんなに違う!

  • Aさん:1,000万円を運用 → 50万円の運用益
  • Bさん:1億円を運用 → 500万円の運用益
ぽち

リアルって残酷ニャン…。

転職する

本業の後に副業までするのは大変と感じる人は、転職を検討しましょう。

会社員の人にとっては転職は手っ取り早く収入を上げる方法だからです。やっていることが同じでも、会社が変わるだけで収入が上がることは珍しくないためです。

こいん

でも、転職って何だか怖い…。失敗したらと思うと足がすくむわ。

たいし先生

転職エージェントを利用してみたらどうですか?

転職にはリスクが伴いますが、転職活動するだけならリスクはありません。とはいえ、ひとりで転職活動するのも心細いのではないでしょうか。

そこで、イチオシなのは転職エージェントの利用です。

転職エージェントとは、転職したい人と採用したい企業の間に入って理想の転職をお手伝いしてくれるサービスです。転職支援のノウハウが蓄積されており、自力でやると大変な条件面の確認や強みの発見などを手伝ってくれるので心強い味方です。

代表的な転職エージェント

  • JACリクルートメント
  • 就職カレッジ
  • マイナビエージェント

お金に困らない人はこう考える!お金に強くなる本と映画【無料あり】

ネットワークビジネスは時間もお金も人間関係もあなたから奪い取るやってはいけないビジネスのひとつです。少し調べればネットワークビジネスを始めてしまった人の悲しい結末はいくらでも見つかりますが、残念ながら騙されてしまう人は後を絶ちません。

自分の人生を守り抜くためには、考え抜かれた戦略が必要です。そのためにはまず知識を手に入れましょう。

ここでは、お金に強い人の考え方に近づけるコンテンツを紹介します。

  • 金持ち父さん貧乏父さん
  • GIVE&TAKE
  • ウルフ・オブ・ウォールストリート

新しい知識に触れるだけでも、「うまくいっている人の考え方」に影響され、あなたの思考や行動は洗練されます。

「お金に強くなりたいけど、どうしたらいいのかわからない」という人はぜひ参考にしてみてください。

金持ち父さん貧乏父さん

ネットワークビジネスの勧誘で必ずと言っていいほど紹介されるのが、この本の内容です。

  • 労働者のままではいつまでたっても自由になれない!
  • 自分でビジネスを始めてビジネスオーナーになろう!
  • 投資家になればお金と時間の自由が手に入る!

このような資本主義社会の残酷な現実を突きつけ、「このままじゃ奴隷のような一生を送ることになるかもしれない…」とセミナー参加者を恐怖のどん底に突き落とし、こんな解決策を提案してきます。

「でも、安心して!私たちと協力してこのビジネスをやれば、あなたは労働者として一生を終えることはない。どう、がんばってみない?」

パッと見は筋が通っていますが、間違いだらけです。

自分でビジネスを始めて投資をしないと、一生望まない労働をしなくてはいけない確率が高いのは確かです。しかし、この問題を解決する手段はネットワークビジネスではありません。

金持ち父さん貧乏父さんを読んでおけば、ネットワークビジネスに誘ってくる人たちの嘘を見破りやすくなります。もちろん資産を増やすヒントも盛りだくさんなので、読んでおいて損はないでしょう。

GIVE&TAKE

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ウルフ・オブ・ウォールストリート

ネットワークビジネスにハマったしまった人が堕ちていく原因は、主にこの2つです。

  • 倫理観の欠如
  • 法に触れる強引な勧誘

人間関係を金儲けの道具として扱い、勧誘の目的を伏せてセミナーなどに参加させていてはいずれ報いを受けます。

なぜ、ネットワークビジネスを始めてしまった人は

  • お金持ちになるどころか貧しくなっていくのか?
  • 人間関係まで台無しになってしまうのか?

これらを知りたいなら、ウルフ・オブ・ウォールストリートを見てみてください。

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※本ページの情報は2023年7月時点のものです。最新の配信状況は、公式サイトでご確認ください。

まとめ きれいさっぱり、ネットワークビジネスのことは忘れてしまおう!

ネットワークビジネスをやる価値は1ミリもありません。

実際にやってみると失うものがとにかく多く、働くほどピラミッド型組織のトップを儲けさせるだけだと気づきました。

最近は手口も巧妙化しているので気をつけましょう。SNSで副業を騙ったりマッチングアプリを通じたりして勧誘を持ちかけるケースが増えています。

ネットワークビジネスに頼らなくても、お金の問題はこうすれば小さくできます。

  • 固定費を見直す
  • 浮いたお金で資産を買う
  • 収入を増やして投資に回す

シンプルですが、簡単はありません。だからこそ多くの人が抜け道を探し、社会に仕掛けられた落とし穴に陥っています。

資産形成はマラソンと同じ長期戦と考えましょう。

正しい順番で正しく資産運用を続ければ、経済的自由にどんどん近づいていきます。

執筆者プロフィール

サトシーサー
2019年の消費税増税と同時に投資を始め、米国株式をガチホする会社員ライター。 2022年から住居費、保険料、水道光熱費の固定費削減に成功する。 本業の時間以外はライティングに全集中。今年の目標はSEO検定1級取得。

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