知らないと損する!? iDeCo(イデコ)を利用する3つのメリット・デメリットを解説!【実体験】
2024年2月、厚生労働省が公表した「人口動態統計速報」は驚きの内容でした。
2023年の出生数は約76万人。8年連続で出生数は最低記録を更新していたのです。少子高齢化に拍車がかかっています。その一方で増え続けているものがあります。
それは、社会保障給付費。
厚生労働省の「社会保障の給付と負担(マクロベース)」を見ると、その額なんと134兆円。これを少ない現役世代と増えない子孫で支えていかなくてはいけません。
今の生活が苦しくなり、未来に備える余裕など持てない方も少なくないでしょう。
人生って無理ゲー!いや、もうクソゲーじゃない?
まだ諦めるような段階じゃニャイ!
そこで注目を集めているのが、個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」です。
iDeCo(イデコ)を活用すれば、自分が高齢者になってからも今と同じように働かなくてはいけない暗い未来を避けられるでしょう。
ただし、メリットだけではありません。デメリットもあります。
そこで今回は、実際に3年以上iDeCo(イデコ)で資産運用している私の実体験をもとにiDeCo(イデコ)のメリットとデメリットを解説します。
ぜひ最後まで読んで、「こんなはずじゃなかった」と後悔することなく、お金で苦労しない老後を送るためのヒントを手に入れてください。
なお、個人で積み立てる年金の確定拠出年金制度「iDeCo(イデコ)」についての基礎知識はこちらの記事で解説しています。
iDeCo(イデコ)を利用する3つのメリット
iDeCo(イデコ)には大きく分けて3つのメリットがあります。
- 掛金が全額所得控除対象になる
- 運用益が非課税になる
- 受取時にも控除対象になる
順番に紹介します。
掛金が全額所得控除対象になる
iDeCo(イデコ)を利用する1つ目のメリットは、掛金が全額所得控除の対象になることです。
掛金が所得控除??意味がわかりませーーん!
簡単に説明すると、積み立てた金額分を所得から差し引いてくれるのです!
そもそも、税金というのは「年収」ではなく、「所得」に対してかかります。
年収とは、収入ともいわれ、自分のもとに入ってくるお金のことです。会社員でいうところの「給与収入」であり、自営業者でいうところの「売上金額」を表します。
それに対して、所得とは、その収入から必要経費を差し引いた金額です。会社員の場合、給与収入から給与所得控除額を差し引いた金額が該当します。
収入と所得の関係
「総収入」−「必要経費」=「総所得」
じゃあ、この総所得から税金が引かれるってこと?
実はまだなんです!
この総所得が所得税などの課税対象になるわけではありません。
ここでようやく「所得控除」の登場です。
所得控除とは、所得税の金額を減らしてくれる制度です。所得から所得控除を差し引いた「課税所得金額」に対して、税金が課されます。
所得税の計算方法
- 「課税所得」=「総所得」−「所得控除」
- 「所得税」=「課税所得」×「所得税率」
つまり、総所得からiDeCo(イデコ)で積み立てた掛金分が所得控除として差し引けて課税所得が減るので、結果的に支払うべき税金が減るというわけです。
まさに神制度だニャ!
実際に私もiDeCo(イデコ)で所得控除の恩恵を受けている一人です。
iDeCo(イデコ)に加入した当初の私の課税所得は330万円未満でした。国税庁の「所得税の税率」によると、課税所得金額が330万円未満の場合の所得税率は10%。
毎月2万円(年間24万円)を拠出しており、その全額24万円が所得控除対象となるため、所得税は24,000円(24万円×10%)も安くなります。
さらに驚くことに、住民税も節税対象です。
住民税は一律で10%であるため、24,000円(24万円×10%)も安くなります。つまり、課税所得金額が330万円未満の場合でも、所得税と住民税の合計48,000円も節税されるということです。
この48,000円という金額は、東京都の最低賃金1,113円で単純計算しても、なんと43時間以上の労働に相当します。
この積み重ねの先に自由が待っています。
運用益が非課税になる
iDeCo(イデコ)を利用する2つ目のメリットは、運用益が非課税になることです。
通常、投資信託など金融商品を運用・売却する際には、利益に対して20.315%の税金がかかります。
20.315%も!?意外と多いけど、どの税金がどれくらいかかるの?
運用益にかかる税金の内訳は、以下のとおりです。
- 所得税:15%
- 復興特別所得税:0.315%
- 住民税:5%
しかし、iDeCo(イデコ)で買った金融商品の運用益はなんと非課税になります。
運用益が非課税になるという点では、NISAと同じですね!
私がNISAとiDeCoの二刀流に挑戦する理由は、税金が没収されないというメリットがあるからです。
実際に20代前半から始めて時間を味方につけたことによって、複利の効果が働き、利息が利息を生み出し続けてくれています。
投資においては、時間ほど強力な味方はいないと言っても過言ではありません。
資産運用では、複利の力を理解している方と理解していない方では大きな差が出ます。日々の値動きに一喜一憂しなくても資産を着実に増やせる可能性があります。
複利の力をまだ知らない人はぜひこちらの記事をご覧ください。
受取時にも税制優遇がある
iDeCo(イデコ)を利用する3つ目のメリットは、受取時にも控除対象になることです。
iDeCo(イデコ)では受け取る際にも税金の優遇制度があります。
以下の3つの受取方法から選択できます。
- 一時金
- 年金
- 一時金と年金の併用
どう選べばいいの?
一括で受け取るのが一時金、分割で受け取るのが年金と考えれば大丈夫です!
iDeCo(イデコ)で積み立てた資産を一時金としてまとめて一括で受け取る場合には退職所得控除が適用され、年金として分割で受け取る場合には「公的年金等控除」が適用されることで、税負担が軽減されます。
つまり、どの受取方法を選んでも各種控除の対象となるため、税制優遇措置があります。
知って備えよう!iDeCo(イデコ)のデメリットや注意点
iDeCo(イデコ)を利用することで得られるメリットはたくさんありますが、その一方でデメリットや注意すべきこともあります。
- 60歳まで受け取れない
- 手数料がかかる
- 資産が増減する
デメリットも紹介します。
60歳まで受け取れない
iDeCo(イデコ)を利用する1つ目のデメリットは、60歳まで受け取れないことです。
iDeCo(イデコ)は一度加入すると、原則として、途中解約ができません。
でもどうして途中解約できないの?
それにはiDeCo(イデコ)の根底にある基本方針が関係しています
あくまでもiDeCo(イデコ)は、国民年金や厚生年金などの公的年金を補うための老後の資産形成を主要な目的として設けられた制度であるため、一部例外を除いて60歳まで受け取れないようになっています。
そのため、人生において大きな出費が必要なイベントには要注意です。
- 出産
- 育児
- 転居
- 住宅購入
- 転職
- リストラ
じゃあどうしたらいいニャ?
具体的には、上記のようなケースを想定して、余剰資金で行うことが大切です。
- 生活防衛資金は先に確保しておく
- iDeCo(イデコ)にフルベットしない
- 出産や育児などの子育てに必要な資金は用意しておく
「まとまったお金が必要になったのに引き出せない」と困らないように、特別な条件でない限りは途中解約できないことを肝に銘じておきましょう。
手数料がかかる
iDeCo(イデコ)を利用する2つ目のデメリットは、手数料がかかることです。
タダじゃないの!?
全部がタダなんて求めすぎだニャ!
iDeCo(イデコ)の利用で発生する手数料には、主に2種類あります。
- 口座開設手数料
- 口座管理手数料
「口座開設手数料」は、iDeCo(イデコ)に加入する際と移換する際に支払うもので、一律で2,829円(税込)です。
「口座管理手数料」は、毎月支払うもので、金融機関によって異なります。
これらの手数料はすべて自己負担ですが、手数料がすべて良くないわけではありません。道理に合った手数料はきちんと支払うことも重要なポイントです。
支払いが必要な手数料については、事前にしっかりと確認しておきましょう。
資産が増減する
iDeCo(イデコ)を利用する3つ目のデメリットは、資産が増減することです。
iDeCo(イデコ)は私的年金の一種ですが、投資信託などの金融商品へ投資するため、リターンだけでなくリスクがあるということも要注意です。
投資の側面があれば価格変動リスクはつきものだニャ!
価格変動リスクとは、価格の変動によって自分の資産額も変動するリスクを意味します。
つまり、運用結果次第で元本を下回る恐れもあります。
元本を下回る!?絶対に嫌!
感情に振り回されたらだめニャ!
価格変動リスクを受け入れるからこそ、儲けることができるのです。
さらに、元本保証型商品を選ぶということは、将来受け取れるリターンを手放すことと同じです。
時間を味方につけると高確率で資産を増やせます。
3年間iDeCo(イデコ)で投資し続けている私は、投資の原則である「長期・分散・積立」を重視したインデックス投資をしているため、日々の価格変動はまったく気になりません。
リスクはリターンの振れ幅ということを理解しないと資産を増やせません。リスクと聞いて危険なイメージをもっている人はぜひこの記事を読んで小さいリスクから許容していきましょう。
始める前に知っておきたい!職業によって変わるiDeCo(イデコ)の注意点とは?
iDeCo(イデコ)の拠出限度額やメリット・デメリットは、職業によっても異なります。
ここでは、4つに分類して解説します。
- 自営業
- 会社員
- 公務員
- 専業主婦(主夫)
職業別の特徴を具体的に確認しましょう。
自営業者のメリット・デメリット
自営業者にとってのiDeCo(イデコ)のメリット・デメリットは、以下のとおりです。
- メリット:節税効果が大きい
- デメリット:掛金の設定をミスると資金繰りが苦しくなる可能性がある
節税効果が大きい理由は、自営業者の拠出限度額が毎月68,000円と最大だからです。
自営業者には国民年金しか老後にお金を受け取れる仕組みがないからですね!
資金繰りが苦しくなるのは、会社員や公務員と比較すると、自営業者は収入が不安定になりやすいからです。
拠出額などiDeCo(イデコ)の設定をする際には、無理のない範囲で始めましょう。
会社員のメリット・デメリット
会社員にとってのiDeCo(イデコ)のメリット・デメリットは、以下のとおりです。
- メリット:転職しても掛金を移動できる
- デメリット:転職時に減額しなければならないケースもある
掛金の払込期間中に転職したとしても、iDeCo(イデコ)の運用を認めている企業への転職であれば、それまでに拠出してきた資産を持ち運びできます。
つまり、保有資産を移換できるため、安心して継続的に資産形成・資産運用ができます。
書類を書いて提出するだけなので、初心者でも簡単。実際に、私も転職したときにやってみたけど、楽ちんでした。
働き方が多様化している現代では嬉しい限りニャ!
しかし、企業によって拠出限度額が異なるため、拠出額の減額という想定外のことも考えられます。
厚生労働省が公表しているとおり、勤務先の企業年金の導入有無によって、拠出限度額は以下のように4つに分類されます。
- 企業年金がない場合:23,000円/月(27万6,000円/年)
- 企業型DCのみに加入している場合:20,000円/月(24万円/年)
- 企業型DCと確定給付型(DB)の両方に加入している場合:12,000円/月(14万4,000円/年)
- 確定給付型(DB)のみに加入している場合:12,000円/月(14万4,000円/年)
このように、企業型DCや確定給付企業年金などの有無によって拠出限度額が変動するため、転職をきっかけに図らずとも掛金を減らさないといけないかもしれません。
公務員のメリット・デメリット
公務員にとってのiDeCo(イデコ)のメリット・デメリットは、以下のとおりです。
- メリット:減少する年金や退職金をカバーできる
- デメリット:拠出限度額が低い
公務員はもともと「共済年金」という年金制度に加入していました。
しかし、2015年の改正で共済年金は廃止され、厚生年金保険との一元化によって新たな積立方式の仕組みが導入されました
結果として、老後の年金額が減っただけでなく、退職金まで減少傾向にあります。
公務員は副業もだめなのに……
そこで、iDeCo(イデコ)が減少する年金や退職金をカバーしてくれるというわけです。
公務員の拠出限度額はというと、12,000円/月(14万4,000円/年)です。
これは、他の職業と比較してみると、拠出限度額が低いことがデメリットだといえるでしょう。
拠出限度額が低いと、節税効果も少なくなってしまいます。
とはいえ、一定の節税効果は期待できるため、デメリットよりもメリットの方が多いといえます。
ちなみに、2024年には公務員の拠出限度額は2万円に引き上げられる予定です!
専業主婦(主夫)のメリット・デメリット
専業主婦(主夫)にとってのiDeCo(イデコ)のメリット・デメリットは、以下のとおりです。
- メリット:自分で老後資金を準備できる
- デメリット:節税効果が実感できない
専業主婦(主夫)は無収入や扶養内で働いていることから退職金がないケースがほとんどなので、iDeCo(イデコ)を活用して老後資金を準備できることは大きなメリットのひとつです。
専業主婦(主夫)にもiDeCoの効果があるの!?
節税効果もありますが、実はそこまで税金の軽減メリットがないのが現実です…
というのも、専業主婦(主夫)の場合には「年収103万円の壁」を超えない限り、所得税や住民税が発生しないからです。
とはいえ、以下のようなケースにはメリットを受けられることがあるのも事実です。
- 「今後、配偶者の扶養枠を超えて働くつもり」
- 「配偶者の退職金や公的年金だけでは、老後の資金に不安が残る」
専業主婦(主夫)よりもその配偶者がiDeCo(イデコ)を活用した方が恩恵を受けられる場合もあるため、配偶者のリスク許容度も考慮に入れて、賢く利用しましょう。
☘ こちらもおすすめ ☘
老後のお金の心配を不要にする知識【無料あり】
ここでは、老後のお金の心配をする日々から卒業できるようになるための知識が手に入るコンテンツを紹介します。
この知識を活用すれば、今より簡単に老後2,000万円問題などの将来のお金の不安を一掃しやすくなるでしょう。
なんか胡散臭いわね…。
ちゃんと紹介された本を読んでから判断するニャン!
今、私たちが暮らしている日本は歴史の転換点に差し掛かっています。
- 長らく続いてきたデフレの終焉
- いつ終わるかわからない円安
- 少子高齢化問題
もはや私たちの親が熱心にすすめていた「貯金して老後に備える」スタイルは通用しません。今こそ知識をアップデートする時です。
とはいえ、情報は氾濫しており、「何を信じればいいのかわからない…」と思う人も少なくありません。
ここでは実際に読んだり見たりして「資産形成に役に立つ!」と実感したものだけを厳選して紹介します!
- 年収90万円で東京ハッピーライフ
- JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則
- ウルフ・オブ・ウォールストリート
順番に紹介します。
年収90万円で東京ハッピーライフ
もしあなたが、「お金さえあれば幸せになれるのに…」と思っていて、人生で行き詰まりを感じているのなら、年収90万円で東京ハッピーライフを読んでみてください。
年収90万円?それも東京で?ハッピーに暮らせるわけないじゃん!
視野が狭いというか、視点が低いというか…。残念な受け止めかたニャン!
「お金があれば幸せになれる!」と思う人は多いですが、勘違いです。お金があろうとなかろうと幸福な人はいます。反対に、お金があっても不幸な人もいます。
一体、何が違うのか?
- 自由に使える時間がある
- 本心を打ち明けられる友人たちがいる
- 回転の早い頭と健康な肉体を維持している
どれもたしかに大事ね。でも、お金があれば解決できるんじゃない?
そんな浅はかな考えでお金を使っても溶かすだけニャン!
お金は単なる道具。大事なのは、どう工夫するのか、です。意外とお金を使わなくても解決できることは多いものです。
仮に「お金さえあれば幸せ」と思っていたら、金の亡者に成り果てるだけでしょう。上には上がいるので、どれだけお金が増えたところで、幸福感を得られません。逆に、虚しさを感じるのがオチです。
年収90万円で東京ハッピーライフを読むと「少ないお金でも知恵と工夫で案外楽しく暮らせるんだな」と気付かされ、「お金さえあれば幸福になれる!」という呪縛から解き放たれるでしょう。
筆者の大原扁理さんの日々のつぶやきも示唆に富んでいるので、まずはこちらを見ても良いでしょう。
実際に読んでみると、見栄を張るために無駄なお金を使っている自分に驚きました。
世間体を気にしてばかりで、中途半端な人生を送っていることに焦りを感じたことも覚えています。以来、支出は激減。投資にガンガン回すようになり家計はグングン良くなりました。
あなたも桁外れのスピードで資産を増やし、自分だけの幸福を見つけられるかもしれません。
「正直、意識高い人たちについてくのは疲れた…」と感じている人にも肩の荷が降ろせるのでおすすめです。
JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則
年収90万円で東京ハッピーライフを読んで自分の価値観に根ざした支出を心がけると、自然と浪費は減り、手元に残るお金は増えるでしょう。
これで請求書に怯える日々ともオサラバよ!
まだスタートラインに立っただけニャン!油断しちゃダメニャン!
自由に使えるお金を手に入れたら、あとは資産運用をするだけです。適切な資産運用をすれば、老後のお金など余裕で作れます。
ただし、投資戦略を間違えなければ、です。
投資戦略を間違えると、せっかく浮いたお金も消えてなくなります。
投資戦略、難しそう…。私には無理なんじゃないかな?
まだ諦めるのは早いニャン!
一昔前は投資は誰にでもできることではありませんでした。ですが、もうそれは過去の話。今は、誰でもプロに勝てる環境が整っています。
- 手数料の安いネット証券
- 優良なインデックスファンド
- 新NISAなどの税制優遇制度
これだけの好条件が揃っているので、後は投資戦略の方向性さえ間違っていなければ誰でも純金融資産5,000万超の小金持ちになれると言っても過言ではありません。
活かすも殺すも投資戦略しだい、というわけです。
ぜひJUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則を読んで最強の投資戦略を手に入れてください。
ウルフ・オブ・ウォールストリート
「お金があっても幸福にはなれない」と言われたら、どう思いますか?
綺麗事言ってんじゃないわよ!って思うかな。
その理由が気になるニャン。
あくまで私の意見ですが、多くの人が「お金があれば今抱えている問題は解決できる」と思い込みすぎ、お金が何でも叶えてくれると勘違いしているように感じることがあります。
お金で不幸を遠ざけることはできます。でも、お金の使い方を間違うと、不幸を呼び込んでしまいます。
このことを学べるのが、ウルフ・オブ・ウォールストリート。
超簡単に言うと、お金で不幸になる人の特徴をギュッと凝縮したような男が主人公の映画です。
破滅する人の特徴
- 過度に贅沢な暮らしを求める
→自家用ヘリコプター
→広すぎる豪邸
→毎晩パーティー三昧 - とらなくてもいいリスクをとる
→当局に目をつけられる悪どい商売
→ゴミ商品を高値で売りつける
→資産を隠すためにヤバい橋を渡る
テンプレートのような成功者を演じようとすると、身の丈に合わないことをすることになります。末路は悲惨です。
作中のジョーダン・ベルフォートほど極端なことをする人は少ないですが、似たようなことをする人を見かけることは少なくありません。
- 副業がうまくいって家賃が高い家に引っ越す
- 成功者であることをアピールするためにハイブランドの商品を身につける
- お金を持ってることを見せつけるためにやたらと奢りたがる
いるいる!でも、私はこうならないでしょ!
見栄っ張りのくせしてよく言うニャン…。
多かれ少なかれ、私たちには「誰かに認めてもらいたい!」という自己承認欲求があります。悪いことではありませんが、欲に飲み込まれて身を滅ぼすようでは本末転倒です。
無謀なことはせずに、安心して毎日眠れるだけの十分な暮らしができるだけのお金をつくることを資産形成の軸に据える重要さを教えてくれる名作です。
「大金を持つと人生が狂うのでは?」という不安を抱えている人はぜひ見てみてください。
主人公と真逆の堅実な行動をとるようにすれば、まず破滅しませんから。
ウルフ・オブ・ウォールストリートを無料視聴できる動画配信サービス(VOD)
配信サービス | 配信状況 | 視聴・お試し期間 |
Amazon Prime Video |
見放題配信 |
今すぐ動画視聴 30日間無料 |
U-NEXT |
見放題配信 |
今すぐ動画視聴 31日間無料 |
hulu |
見放題配信 |
今すぐ動画視聴14日間無料 |
※本ページの情報は2024年4月時点のものです。最新の配信状況は、公式サイトでご確認ください。
まとめ iDeCo(イデコ)のメリット・デメリットを理解し、無理のない範囲で老後資金を備えよう
節税対策として有効なiDeCo(イデコ)。
積立時・運用時・受取時すべてにおいて節税メリットがあります。
- 掛金は全額が所得控除対象になる
- 運用益が非課税になる
- 受取時にも控除対象になる
その反面、デメリットもゼロではありません。
- 60歳まで受け取れない
- 手数料がかかる
- 資産が増減する
また、職業によって毎月積み立てられる拠出限度額が異なるため、注意しましょう。
iDeCo(イデコ)のメリットとデメリットをしっかり理解して、老後の資産形成を始めてみてはいかがでしょうか。
税制優遇のメリットを最大限に活かすためにも、時間を味方につけることで、老後の心配をなるべく早めになくせます。
自分や配偶者などのリスクとリターンのバランスを考えて、無理のない範囲で老後資金に備えましょう。