リボ払いの意味を知らない人の末路【社会に潜む罠】
リボ払いなら毎月の支出を押さえられるって本当?
そんな都合のいい話を真に受けないでください!クレジットカード会社の養分になるだけですよ!
「リボ払いでお得に!今ならポイント5倍!」そんな広告を見て、あなたもリボ払いを利用していませんか?
それとも、これからリボ払いを利用しようと考えていますか?
少し待ってください。
リボ払いは広告のイメージ通りの素晴らしいサービスではありません。リボ払いはリスクのかたまりです。
リボ払いの本当の意味を知らないままリボ払いを選んでしまうと、多額の利子を払い続ける「利子地獄」にハマってしまうでしょう。
そこで今回は、3年で貯金0円の状態から資産を1,000万円以上増やす過程でリボ払いについて学んだ私が「広告で語られることのないリボ払いに隠された罠」を解説します。
もしあなたが
- 購入額よりも多くの金額を払いたくない
- 終わりのない返済地獄に陥りたくない
- 欲しい物を何も買えない生活を送りたくない
こんな風に思うなら、ぜひ最後まで読んでクレジットカード会社が仕掛けた巧妙な罠にハマらない知識を手に入れてください。
今さら聞けないリボ払いに隠された危険【広告に騙されるな】
リボ払いは毎月の支払い金額が一定だから、家計管理にいいかも。
クレジットカード会社に貢ぐことになるって気づいてますか?
名前は可愛らしいリボ払い(リボルビング払い、以下リボ払い)ですが、中身は凶悪そのものです。
なぜなら消費者を高利子の借金地獄に陥れるからです。一度ハマると中々抜け出せません。
リボ払いのココがヤバい!
- 高すぎる手数料:15%程度
- 元金を返済しにくい仕組み:定額払い
順番に解説します。
高すぎる手数料
広告では、消費者の味方のように演出されるリボ払いですが、手数料(利息)は年利15.00%程度であることが一般的です。
つまり、年間100万円をリボ払いすると、115万円も払わなくてはいけません。
ふあっ!?そんな印象を広告では受けなかったけど…。
こんな金利で借金するなんて馬鹿げてますよ!
手数料が高すぎるので、月々の支払金額を安くしようとするほど総支払手数料は膨らんでいきます。
例えば、リボ払いの残高が30万円の場合、返済金額によって総支払手数料はこのようになります。
- 毎月3万円返済する場合(※手数料含む)
→総支払手数料は2万2,526円 - 毎月1万円返済する場合(※手数料含む)
→総支払手数料は7万8,372円
余計な手数料を支払えば家計が苦しくなるのは当然です。
リボ払いを考えた人は悪魔的天才だニャ!
広告を出してまでアピールするサービスですから、裏があるのは当たり前と言えるでしょう。
元金を返済しにくい仕組み
利用金額や件数にかかわらず、毎月決まった金額を返済するのは支出を把握しやすいのは間違いありません。
その一方で、把握しづらくなっているものもあります。そして、この把握しづらくなっているものこそが、リボ払いを選んでしまった人を終わりのない返済地獄へ突き落とします。
それは、支払い残高!
定額払いだから毎月の支払いは楽です。すると、気がつくとリボ払いでの買い物が増え、支払い残高もグングン増えていきます。
それでも毎月の支払いは額は変わらないので、自分の借金が増えているという事実に気づきにくくなります。
もしも、リボ払いを続けるとどうなっちゃうの?
支払額に占める手数料が元金を超えるんです!
増える借金、減らない元金!地獄ニャン…。
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社会の罠から身を守る防具としての知識【無料あり】
あなたは不思議に思ったことありませんか?
ぼったくり商品にもかかわらず、騙される人もいれば、全然騙されない人もいます。あなたはその理由を考えたことがありますか?
その理由は、人を騙す方法を知っているかどうか。つまり単純に知識の有無です。
ここでは、あなたからお金を奪おうとする人から身を守るために役立つコンテンツをご紹介します。
- 悩む力 天才にすら勝てる考え方「クリティカル・シンキング」
- 影響力の武器 なぜ、人は動かされるのか
- ウルフ・オブ・ウォールストリート
順番に紹介します。
悩む力 天才にすら勝てる考え方「クリティカル・シンキング」
ぼったくりサービスや商品は消費者にとって都合の悪いことは巧妙に隠します。気づかれてしまうと儲からないからです。
おさらいですが、リボ払いの場合は、何が隠されていたでしょうか?
- 高すぎる手数料:15%程度
- 元金を返済しにくい仕組み:定額払い
消費者を返済地獄に突き落とす情報は広告ではきちんと説明されません。
それどころか、広告はあなたの視点を広告主にとって都合のよいように強制してきます。ある種の洗脳とも言えます。
広告だらけの現代でカモにならないためには、複数の視点から物事を考えるクリティカル・シンキングというスキルが欠かせません。
ダマされないようになるだけでもお金の心配はグッと減るので、まずは「第5章 悪いヤツらにダマされないための8つのクリティカル・シンキング」を読んでみてください。
影響力の武器 なぜ、人は動かされるのか
消費者庁の発表によると、令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。
広告であるにもかかわらず、広告であることを隠すことがいわゆる「ステルスマーケティング」です。景品表示法は、うそや大げさな表示など消費者をだますような表示を規制し、消費者がより良い商品・サービスを自主的かつ合理的に選べる環境を守ります。
消費者庁
うそや大げさな表示など、「騙されるわけがない」と思いがちですが、勘違いです。そうでなければ、このような規制はまずされません。
つまり、そのくらいずる賢い売り方が世の中には存在することの証明です。
もしあなたが、これまでに、このような経験があるなら「影響力の武器 なぜ人は動かされるのか」を読んでお金を守る力を鍛える必要があるかもしれません。
- 数量限定と言われると、なぜか欲しくなったことがある
- 欲しくもないのに気がついたら高い教材を注文していた
- 行きたくもない飲み会に参加させられたことがある
限られた時間とお金を幸福を覚えないことに使わされていては、人生の主導権を取り戻せません。この本を読んで騙されない消費者になりましょう。
ウルフ・オブ・ウォールストリート
今回はリボ払いの凶悪っぷりを暴きました。しかし、社会に仕掛けられた罠はリボ払いだけではありません。
代表的な社会の罠のひとつは、銀行、証券会社、保険会社が良い人のフリをして売り込んでくる合法詐欺商品です。
合法詐欺商品の例
- 手数料が高いゴミファンド
- リスクの説明がされない外貨建て保険
ピシッとしたスーツを来て、高級な腕時計をつけて、平気な顔をしてゴミを売りつけてくる人は珍しくありません。
彼らはアウトスレスレのギリギリ合法ぼったくり商品を売って手数料をガンガン稼ぎます。
その手数料のおかげで身なりが良いんだ…。
そういう人がいることは否定できませんね…。
ウルフ・オブ・ウォールストリートではレオナルド・ディカプリオ演じる主人公が巧みなセールストークでクズ株を売りまくりボロ儲けします。
しかし、繁栄は続かず、彼は自らの欲に飲み込まれて破滅。
この映画を通じて、売る側の視点を学ぶと騙されにくくなるでしょう。さらに、欲に飲み込まれることの愚かさへの理解も深まります。
ウルフ・オブ・ウォールストリートを無料視聴できる動画配信サービス(VOD)
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※本ページの情報は2023年10月時点のものです。最新の配信状況は、公式サイトでご確認ください。
まとめ リボ払いは絶対にするな!手元にあるお金で買えないものは買わないのがお金持ちへの道
今回は義務教育で教えて欲しいレベルの社会に仕掛けられた罠であるリボ払いのヤバさについて解説しました。
- 高すぎる手数料:15%程度
- 元金を返済しにくい仕組み:定額払い
リボ払いは消費者の生活の質を上げるものではなく、クレジットカード会社が利用者からお金をこっそり吸い上げるための悪魔的システムです。
さも消費者にメリットがあるかのような広告に流されないように気をつけましょう。
もしあなたが
- 芸能人が宣伝しているから安心!
- 可愛らしい名前の仕組みだから大丈夫!
- 少額だからそこまで心配しなくて大丈夫!
こんな風に思っているなら、要注意です。
今、自分の手元にないお金で買えないものを買うことを正当化するのはやめましょう。
この小さな忍耐の積み重ねが、あなたをお金で困らない生活へ導いてくれるはずです。