賃貸の初期費用を抑える4つの方法とは?知らないと損するポイントと注意点を紹介
絶対NG!賃貸の初期費用交渉でやってはいけない3つのこと
交渉次第で賃貸の初期費用を抑えることは可能です。安くすることばかりに気を取られてしまうと、かえって損をしてしまうこともあります。
- 入居費用は下がったのに、その他の条件が悪くなった
- 本当は気に入っていた物件を逃してしまった
こうした失敗は、交渉のやり方を間違えたことが原因です。
ここでは、賃貸の初期費用を交渉する際に絶対に避けたい3つのNG行動を紹介します。
やってはいけないこと①:敷金ゼロの物件を選ぶ
初期費用を抑えたくて「敷金ゼロ」の物件を選ぶ人は少なくありません。一見おトクに思えますが、実は落とし穴があります。
そもそも敷金とは、退去時の原状回復費用などに充てられるお金。あとで戻ってくることもあるため、必ずしもムダになる費用ではありません。
原状回復費用とは?
借主がつけた傷や汚れを元に戻すための費用のこと。経年劣化や通常の使用による傷や汚れまで原状回復費用で戻す必要はありません。
先に払っておくか、後で払うかの違いしかないんだ。
長い目で見れば敷金ゼロは魅力的とは言えないですね。
敷金がない場合、退去時に発生した修繕費用をすべて実費で支払うことになります。つまり、入居時に支払わなかった分が、出るときにドンと請求されるリスクがあるのです。
また、原状回復費用のうち、過失による損傷については、火災保険でカバーされることもあります。ただし、すべてが保険対象になるわけではありません。
詳しく解説した記事も用意しました。火災保険のカバー範囲の広さにきっと驚くはずです。
火災保険でカバーできるケースもありますが、傷や汚れの内容によっては保険が適用されず、全額自己負担になることもあります。
敷金を支払っていないと、物件に傷をつけてしまった場合、退去時に高額な費用を請求される可能性があるため注意しましょう。
私自身、賃貸に住んでいた頃から猫を飼っていました。壁の爪とぎでボロボロになっていた部分もありましたが、敷金を払っていたおかげで退去時の費用は最小限ですみました。
- 掃除が苦手で水回りのカビや水垢を付けそう
- 家具の移動でフローリングを傷つけそう
- ペットが壁を引っ搔いて傷つけないか不安
こういった不安がある方には、最初に敷金を支払っておく方が、トータルで安心です。
すでに「敷金ゼロ」の物件に住んでいるという方には、退去費用をできるだけ抑えるためのポイントを紹介した記事があります。今からできる対策もあるので、ぜひチェックしてみてください。
やってはいけないこと②:初期費用の見積りだけを貰う
「他の不動産会社と比較したいから、とりあえず見積もりだけください。」
こういった行動が、逆に自分の首をしめてしまうことがあるのをご存じでしょうか?
最近はSNSなどの影響で、「他社との交渉材料にするために、見積もりだけもらっておく」といった行動が目立ってきています。不動産会社からすると、こういった人は「本気で契約する気がない人」とみなされてしまいます。
その結果、こんな不利益を被ることも。
- 値引き交渉に応じてもらえない
- 条件のよい物件を紹介してもらえない
実際に物件を探す際に不利な立場となってしまう可能性があります。
さらに、地元の大手不動産会社だと、店舗間で情報共有されるケースもあるため、注意して下さい。
やってはいけないこと③:初期費用の安さだけで物件を選ぶ
賃貸の初期費用交渉でやってはいけないことの3つ目は、「初期費用の安さだけで物件を選ぶ」ことです。
たしかに、家賃の5か月分ともいわれる初期費用は大きな出費。できるだけ安く抑えたいと考えるのは当然です。
ですが、初期費用が極端に安い物件には、次のような事情があるケースも少なくありません。
- 築年数が古く、設備が劣化している
- 月々の家賃がやや割高に設定されている
- 何らかの理由で入居希望者が集まりにくい
その場ではお得に感じても、暮らし始めてから「こんなはずじゃなかった…」と感じてしまっては元も子もありません。
もちろん、初期費用を抑える工夫は大切です。ただ、最優先すべきは「納得できる暮らしができる物件かどうか」です。
もし気に入った物件が見つかったのに初期費用がネックになりそうなら、クレジットカードの分割払いを活用するのも一つの手。
支払いの負担を軽くしながら、満足のいく新生活をスタートできます。
十分な預金がないと、出だしからつまずいちゃうんだね…。
ユダヤ人の格言に、重たい財布は心を軽くする、というものがあるくらいですから!
お金って大事ニャ!
まとめ 賃貸の初期費用を抑えて、理想の新生活をスタートさせよう!
賃貸の初期費用は「ぼったくりでは?」と思ってしまうほど高額に感じますが、実は相場として家賃の約5か月分が一般的。想像以上の金額に驚くのも無理はありません。
とはいえ、次のようなポイントを押さえれば、家賃1か月分以上の節約につながることもあります。
- 礼金・仲介手数料が無料の物件を選ぶ
- 不要なオプションは省く
- 閑散期に、即入居や長期入居の意志を示す
今回紹介した方法は、どれもすぐ実践できるものばかりです。もしこれから賃貸物件を探す予定があるなら、ぜひ取り入れてみてください。
ただし、交渉はあくまで「丁寧に」が鉄則。無理に値引きを迫ると、かえって損をすることもあります。
「家賃1か月分が下がれば大成功」くらいの気持ちで、冷静に臨むことがポイントです。
初期費用をしっかり抑えて、あなたの新生活が心地よいスタートを切れることを願っています。








