賃貸の初期費用を抑える4つの方法とは?知らないと損するポイントと注意点を紹介


賃貸の初期費用って高すぎない?払えないんだけど…

クリーニング費用ってぼったくってないかニャ!
大学卒業を間近に控えて、「これから夢の一人暮らしができる!」と希望に満ちあふれていた頃、事件が起きました。
「初期費用は40万円です。」
当時アルバイトしかしていなかった私は当然そんなお金を持っておらず、泣く泣く両親に頭を下げて借金スタート。
社会人生活の第一歩が、親への借金返済から始まったのです。
「あの初期費用40万円は妥当な金額だったのか?」
不動産業界に転職するまで、ずっとモヤモヤしていました。
そこで今回は不動産業界で2年働いている私が「賃貸の初期費用を抑える方法」や「減額交渉のポイント」だけでなく、「絶対にやってはいけないこと」について詳しく解説しています。
- 「初期費用で、ぼったくりに遭わないだろうか?」
- 「賃貸の初期費用を安くする方法はないのか?」
- 「新生活は、損せず気持ちよく始めたい」
そんなあなたのために書きました。
知らなかったでは済まされない、初期費用の落とし穴。
ぜひ最後まで読んで、損せず最高のスタートを切ってください。
初期費用40万円はぼったくりだったのか?内訳と相場を解説!
希望にあふれて始まるはずだった一人暮らし。
それが、いきなり親からの借金生活に。原因は「初期費用40万円」でした。
高すぎる?ぼったくり?それとも妥当?
これを判断するには、まず「賃貸の初期費用」がどう構成されているかを知る必要があります。
不動産業界で働くなかで学んだ、代表的な費用項目を下記にまとめました。
費用 | 内容 | 相場 |
---|---|---|
敷金 | 退去費用や家賃滞納時に充てられる保証金 | 家賃の1か月分 |
礼金 | 契約時にオーナーに支払う謝礼金 | 家賃の1か月分 |
仲介手数料 | 契約時に不動産会社に支払う手数料 | 家賃の0.5~1か月分 |
クリーニング費用 | 入居前の室内清掃費。 | 3~5万円ほど |
鍵交換費用 | セキュリティのための鍵交換費用 | 3万円ほど |
火災保険 | 火災や水漏れなどのトラブルに備える費用 | 2万円ほど |
前家賃 | 入居の翌月分の家賃 | 家賃の1か月分 |
日割り家賃 | 月の途中に入居した場合に、実際に住む日数分だけ支払う家賃 | 家賃×入居月の日数 |
たとえば、家賃8万円の物件なら、 初期費用の合計は「約42万円+日割り家賃」となります。
つまり、私が支払った初期費用40万円はぼったくりでもなんでもなく、相場通りの金額だったのです。
実際に、賃貸の初期費用の相場は家賃の5か月分といわれています。
事前に初期費用がどれくらいかかるのかを把握しておけば、私のように最悪な新生活スタートにはならないでしょう。

知ってれば「予想外の出費」に慌てずに済むわね!

「知らない」っていうのはとても怖いですよね…。
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