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老後に必要なお金は夫婦でいくら?簡単シミュレーションで不安を解消しよう!

3,000万円でも焦らないで。夫婦で今すぐできる老後資金の備え方7選

3,000万円という大きな数字にも、焦る必要はありません。

必要額がわかったら、あとは「どう備えるか」を考えるだけです。

今から老後資金づくりを始めれば、「いくらまでなら安心して使えるか」が見えてきて、自分や家族のためにメリハリを持ってお金を使えるようになります。

ここでは、夫婦で実践できる老後資金の備え方を7つ紹介します。

老後資金の備え方

  1. まずは「月いくら」に逆算する
  2. 固定費の見直しで「貯蓄力」を底上げする
  3. 先取り貯金で「勝手に貯まる仕組み」を作る
  4. 新NISAで「お金に働いてもらう」
  5. 教育費と老後資金は「貯め期」を意識して両立する
  6. 年金の繰り下げ受給で受取額を増やす
  7. 長く働き「資産寿命」を延ばす

すべて一気にやる必要はありません。できることから1つずつ始めていきましょう。

それぞれ解説します。

夫婦でできる老後資金の備え方1. まずは逆算。「月いくら」を知るだけで安心できる

いきなり大きな金額で考える必要はありません。  大切なのは、「月いくらならできそうか」という小さな目標に分解することです。

たとえば、3,000万円を25年で準備するなら、

3,000万円 ÷ 25年 ÷ 12ヶ月 = 月約10万円

つまり、毎月10万円のペースで準備すれば到達できます。

「10万円はきつい…」と感じた方もいるかもしれません。  

でもここで考えたいのは、「全部を自力で用意する必要はない」ということです。

たとえば、

  • 夫婦で分担すれば1人あたり月5万円
  • ボーナスで年間20万円補填すれば、月の負担はさらに軽くなる
  • 投資を併用すれば、実際に積み立てる金額はもっと少なくて済む

今回のケースでは、「月10万円以上貯める必要はない」という確認にもなります。

以前の私は、老後の不安から、お金を使うのが怖くなっていました。

家族との外食やちょっとした買い物のたびに、「これ使って大丈夫かな…」と考えてしまい、今を楽しむことにもブレーキをかけていたんです。

でも、「月いくら必要か」を逆算してからは、

  • ムダな節約・我慢から解放された
  • 「もっと貯めなきゃ」と焦ることなく、気持ちに余裕ができた
  •  家族との時間に惜しみなくお金を使えるようになった

と、以前より気楽にお金を使えるようになったんです。

まずは、自分たちにとって現実的な金額目標を知ること。  それが、安心して老後に備える第一歩です。

夫婦でできる老後資金の備え方2. 固定費の見直しで「貯蓄力」を底上げする

老後資金を貯めるうえで、効果が大きいのが「固定費の見直し」です。

なぜなら、一度見直せば何もしなくても毎月お金が浮く、もっともコスパのいい節約だからです。

保険やサブスクなど、見直せば合計で月1万〜2万円の余裕が生まれる可能性があります。

つまり、何も我慢しなくても、  年間12万〜24万円、25年で300万〜600万円の差がつきます。

これだけで老後資金3,000万円のうち、約10〜20%をカバーできますよ。

「固定費といっても、何からやればいいの?」という方はぜひこちらで真っ先に見直すべき固定費や注意点をチェックしてください。

夫婦でできる老後資金の備え方3. 先取り貯金で「勝手に貯まる仕組み」を作る

老後資金を確実に貯めるためには、「頑張らない」ことがとても大切です。

「貯金がつらい…」と感じながら毎日過ごすのは幸福度が下がってしまいますし、途中でやめてしまっては意味がないですから。

おすすめは、先取り貯金で「先に貯金し、残りで生活する」仕組みをつくることです。

気づいたら貯まっている状態になれば、今後貯金に労力を割く必要はありません。

私は先取り貯金を実践してから、

  • 日々のお金のストレスが減る
  • 仕事に集中できて年収が上がる
  • さらに資産が増える

といった好循環に変わり、10年間で資産1,000万円を超えることができました。

最初は1万円からスタート。

「本当にこれで貯まるの?」と半信半疑でしたが、半年後には「貯金ゼロ→貯金6万円」に。

「これならできる!」と確信した私は、徐々に金額を増やしていきました。

それまで何度も貯金に挫折してきた私でも続けられたので、「仕組みの力」は想像以上に大きいと実感しています。

「具体的に何をすればいいの?」という方はこちらをご覧ください。挫折を繰り返した私がたどり着いた、先取り貯金を無理なく続けるための最短ステップを解説しています。

夫婦でできる老後資金の備え方4. 新NISAで「お金に働いてもらう」

貯金だけで老後資金をすべてまかなうのは、正直かなり大変です。新NISAを使って、お金にも働いてもらいましょう。

新NISAは投資の利益が非課税になる制度で、2024年から大幅に使いやすくなりました。

新NISAの特徴

  • 少額(数千円〜)から積立できる
  • 運用益が非課税(通常は約20%課税される利益がそのまま受け取れる)
  • 非課税期間が無期限なため長く運用できる

たとえば、毎月5万円を年利4%で25年間運用した場合、約2,600万円まで増える可能性があります。

実際に積み立てる金額(元本)は約1,500万円でも、運用で約1,100万円増えるイメージです。

これは、同じ3,000万円を目指す場合でも、

  • すべて貯金:月10万円必要
  • NISAを活用:月5万〜7万円程度でも到達可能

こんなにハードルが下がるのです。

「でも、リスクが怖い」と思いますよね。

私もそうでした。

でも、リスクを抑える原則「長期・分散・積立」を守れば、十分なリターンを得られる可能性が大きいことに気づいたんです。

老後資金が目的なら、「長期」はすでにクリアしています。

残りの「分散・積立」の守り方や、新NISAのキホンはこちらにまとめていますので、ぜひ始める前に参考にしてください。

夫婦でできる老後資金の備え方5. 教育費と老後資金は「貯め期」を意識して両立する

「貯め期」を意識すれば、老後資金と子どもの教育費を並行して備えることは可能です。

子どもが小学生のうちまでが最大の「貯め期」。この時期に老後資金の積み立ても並行して始めるのがベストです。

ライフステージ教育費の貯め期老後資金の貯め期
小学生になるまで
中学〜大学⚪︎
大学卒業後

我が家の子どもはまだ3歳。現在は、

  • 大学資金約500万円
  • 老後資金約3,000万円

を貯めることを目標に、夫婦で協力して資産形成しています。

「そんなの無理だよ…」と感じる方はぜひこちらをチェックしてください。我が家で無理なく実践する教育資金の準備方法を公開しています。

「そもそも教育資金っていくら用意したらいいの?」と悩む方はこちらでわかりやすく整理しているので、目標額の参考にしてください。

夫婦でできる老後資金の備え方6. 年金の繰り下げ受給で受取額を増やす

老後資金を増やす方法で見落とせないのが、年金の「繰り下げ受給」です。

年金は65歳から受け取るのが基本ですが、受給開始を遅らせると1ヶ月あたり0.7%増額されます。

たとえば、年金額が月15万円の場合、

  • 70歳まで繰り下げ → 月21.3万円(42%増額)
  • 75歳まで繰り下げ → 月27.6万円(84%増額)

このように、繰り下げ受給は「確実に増える資産形成」といえます。

65歳以降も収入があるなど、すぐに年金が必要でない場合は検討する価値が大きいです。

ただし、

  • 受け取り開始が遅くなる
  • その分、長生きしないと元が取れない

といった注意点もあるので、健康状態や貯蓄状況を踏まえて、「いつ受け取るのがベストか」を夫婦で話し合うことが大切です。

夫婦でできる老後資金の備え方7. 長く働き「資産寿命」を延ばす

老後資金を増やす方法は、「貯める・増やす」だけではありません。  

シンプルでもっとも強力なのが、長く働いて稼ぎ続けることです。

65歳以降も働くことで、

  • 貯蓄の取り崩しを遅らせられる(資産が長持ちする)
  • 年金の受給開始を遅らせて、受取額を増やせる
  • 社会とのつながりが、心身の健康維持にもプラスになる

といったメリットがあります。

資産形成の開始時期が遅れた場合でも、老後期間で取り返すことができる現実的な選択肢です。

近年では、老後=完全に働かないという時代ではなくなってきています。

資産形成は安定した生活を支えるうえで重要ですが、それだけに頼らない状態を目指し、キャリアアップや健康維持にも取り組むことが大切です。

まとめ 老後に必要なお金はシミュレーションで「見える化」すれば怖くない。夫婦で協力して備えよう!

老後に必要なお金は、夫婦の働き方や生活スタイルによって変わります。

「自分たちに必要な金額」を今からシミュレーションしておけば、老後に向けて計画的に行動できるようになり、不安を解消できます。

老後資金シミュレーションの3ステップ

  1. 毎月の支出を決める
  2. 年金収入を引いて不足額を出す
  3. 不足額 × 年数で必要総額を出す

金額が見えたら、以下の備え方を参考に資産形成を始めましょう。

夫婦で今すぐできる老後資金の備え方7選

  1. まずは「月いくら」に逆算する
  2. 固定費の見直しで「貯蓄力」を底上げする
  3. 先取り貯金で「勝手に貯まる仕組み」を作る
  4. 新NISAで「お金に働いてもらう」
  5. 教育費と老後資金は「貯め期」を意識して両立する
  6. 年金の繰り下げ受給で受取額を増やす
  7. 長く働き「資産寿命」を延ばす

すべてを一度にやる必要はありません。

一番怖いのは「なんとなく怖い、けど何もしていない」という状態です。

まずは今日、「ねんきんネット」で年金の見込み額を確認することから始めてみてください。

夫婦で一緒に数字を確認し、「わが家はこうしていこう」と話し合えること。  それだけで、老後への備えは大きく前進します。

私が実践している「夫婦でスムーズにお金の話をするコツ」をまとめたこちらの記事もぜひ参考にして、前向きに話せるきっかけにしてみてください。

執筆者プロフィール

村上 ゆん
節約&投資を楽しむWebライター。20代はいろいろな投資に手を出して痛い思いも経験したが、節約習慣に助けられた。現在は「無理しない資産形成」をモットーに、毎年コツコツと資産を右肩上がりに増加させている。金融関係の本をよく読み、四季報も愛読。2級FP技能士保有。

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