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【あなたは大丈夫?】ふるさと納税で誤解してると損するポイント9選

誤解7. 寄付をするたびに2,000円負担しなければならない

ふるさと納税によくある誤解の7つ目は「寄付をするたびに2,000円負担しなければならない」です。

ふるさと納税を利用するには2,000円の自己負担が必要です。しかし、寄付するたびに2,000円負担するわけではありません。

ふるさと納税は、寄付をする回数や自治体の数にかかわらず、自己負担額は年間で2,000円のみです。

例えば、以下のどちらの場合も負担は2,000円だけです。

寄付額6万円の例

  • 2つの自治体に3万円ずつ
  • 5つの自治体に1万2,000円ずつ

ここを誤解していると、「あまり寄付先を分散させない方がいいのかな…」などと不安になり、寄付先や返礼品を自由に選べません。

たいし先生

一律2,000円で自由に返礼品を楽しめるのもふるさと納税の魅力ですね!

誤解8. いくら寄付しても2,000円負担で済む

ふるさと納税によくある誤解の8つ目は「いくら寄付しても2,000円負担で済む」です。

繰り返しになりますが、寄付をする回数や自治体の数にかかわらず、自己負担額は年間で2,000円のみです。しかし、限度額を超える寄付を行った場合、負担額は2,000円を上回るので気をつけましょう。

負担額の仕組み

  • 限度額内で利用する場合:一律2,000円
  • 限度額を超える場合:2,000円+限度額の超過分

くどいようですが、自己負担額が増えて損をしないためには、自分の限度額をしっかり確認し、その範囲内で寄付をするのが重要です。

「絶対に自己負担額を増やしたくない!」という人は、こちらの記事で「ふるさと納税の賢いやり方」を頭に入れておきましょう。

誤解9. 限度額ギリギリまでやらないと損をする

ふるさと納税によくある誤解の9つ目は「限度額ギリギリまでやらないと損をする」です。

おさらいですが、返礼品の価値が2,000円を超えれば損をしません。

ふるさと納税は、限度額ギリギリまで寄付しなくても、返礼品の価値が自己負担額の2,000円を上回れば十分お得だからです。つまり、約6,000円以上の寄付をすれば得します。

ただし、限度額ギリギリまで寄付できれば最もお得といえます。一律2,000円の負担で、より多くの返礼品を受け取れるからです。

こいん

自分に合った寄付額で良いかな!

たいし先生

ギリギリを狙うゲームじゃありませんからね。

まとめ ふるさと納税のモヤモヤはもう卒業!今年はもっと満足度の高い年にしよう!

ふるさと納税を有効活用するために知っておくべき「よくある誤解9選」を解説しました。

よくある誤解9選

  1. 寄付した金額が直接現金で戻ってくる
  2. 寄付したらすぐに税金が減額される
  3. 誰でも得をする
  4. 寄付した金額と同等以上の返礼品がもらえる
  5. 寄付は年末にやればいい
  6. 確定申告をしなくても税金が減額される
  7. 寄付をするたびに2,000円負担しなければならない
  8. いくら寄付しても2,000円負担で済む
  9. 限度額ギリギリまでやらないと損をする

あなたは誤解していませんでしたか?

ふるさと納税の利用者は年々増えています。

しかし、制度について誤解や勘違いをしていると、損をしてしまうこともあります。せっかく利用するなら、同じ手間でもっとお得感を味わいたいですよね。

本記事で紹介した「よくある誤解」をチェックして不安やモヤモヤが解消できれば、安心してよりお得にふるさと納税できるでしょう。

今年はもっと家計を改善して、満足度の高い年にしていきましょう。

ふるさと納税の始め方をわかりやすく解説した記事も用意しました。ぜひ活用してお金の余裕のある生活への一歩を踏み出してみてください。

執筆者プロフィール

村上 ゆん
節約&投資を楽しむWebライター。20代はいろいろな投資に手を出して痛い思いも経験したが、節約習慣に助けられた。現在は「無理しない資産形成」をモットーに、毎年コツコツと資産を右肩上がりに増加させている。金融関係の本をよく読み、四季報も愛読。3級FP技能士保有。

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