育休中のお金はいくら準備する?もらえる・減るお金の計算方法と備え方
育休中に足りないお金の備え方3つ

「100万円以上も準備しておくのは大変…」と感じるかもしれませんが、次の3つの方法を実践すれば、無理せず備えられます。
育休中に足りないお金の備え方
制度活用で減少額そのものを小さくする
「頑張らずに」貯まる仕組みを作る
固定費の見直しで毎月節約する
すべてを一度に始める必要はありません。まずは、自分にできそうなことから1つずつ取り入れてみましょう。
育休で足りないお金の備え方1. 制度を最大限活用して家計負担を減らす
国や自治体の制度を上手に活用すれば、育休中の家計負担を大きく抑えられます。
制度によっては夫婦で取得時期を工夫したり、申請を忘れずに行ったりするだけで、受け取れる金額や家計への影響が大きく変わります。
育休に入る前に、次の制度を活用できるか確認しておきましょう。
| 制度 | 家計へのメリット | 申請先 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 出生後休業支援給付金 | 給付率13%上乗せで、最大28日間手取り10割相当※ | 会社経由でハローワーク | 夫婦ともに14日以上の育休取得など一定要件あり |
| パパ・ママ育休プラス | 育休を最長2か月延長(1歳2か月まで) | 勤務先 | 保育園入園時期や復職時期を調整しやすい |
| 育休の分割取得 | 育休を2回まで分割取得可能 | 勤務先 | 夫婦で必要な時期だけ取得し、家計負担を抑えやすい |
| 育児休業給付金・社会保険料免除 | 社会保険料が免除され、手取り減少を軽減 | 会社経由 | 給付金の申請漏れがないか必ず確認する |
| 自治体の支援制度 | 数万円~10万円超の給付が受けられる場合も | 自治体 | 妊娠届・出生届後など期限内に申請する |
2025年から始まった出生後休業支援給付金は、夫婦がそろって産後の最初の一定期間ずつ育休を取ると、28日間給付率が13%上乗せされ、手取りは10割相当になる制度です。

「夫が休むと収入が心配…」という不安がある場合でも、お金を気にせず夫婦で子育てをスタートできます。
私は産後1か月ほど思うように動けなかったため、夫が育休を取得してくれて本当に助かりました。
育児支援制度は年々充実しており、以前はなかった制度も次々と追加されています。利用できる制度を逃さないよう、厚生労働省のサイトなどで最新情報を確認しておきましょう。
育休で足りないお金の備え方2.「頑張らずに」貯まる仕組みを作る
育休に向けて貯金するなら、「頑張って貯める」のではなく、「勝手に貯まる仕組み」を作ることで、無理なく備えられます。
やることはシンプルです。
「先取り貯金」を、自動化するだけ。
意志の力ではなく、仕組みの力です。私はこの方法で、貯金ゼロから資産1,000万円を築くことができました。
以前はお金の不安で心に霧がかかったような毎日でしたが、今では教育費も先取り貯金で計画的に準備でき、毎年着実に資産が増えています。
「自分は貯金に向いていない」「失敗したくない」という方にこそおすすめです。育休中のお金を心配せず、将来も安心できる家計を目指したい方は、ぜひこちらもご覧ください。
育休で足りないお金の備え方3. 固定費の見直しで毎月節約する
貯金だけでなく、固定費を見直してムダを削減するのも無理なく貯める有効な方法です。
固定費は、一度見直せば節約効果がずっと続きます。育児が始まってバタバタする前に見直しておけば、育休中は節約を意識しなくても、自動的に家計を助け続けてくれます。
育休前に特に見直しておきたい固定費はこちらです。
- 通信費:格安SIMなら月3,000円前後まで下がることも
- サブスク:使っていない・使わなくなるサービスは解約しておく
- 保険:保障内容を見直し、本当に必要なものだけ残す
この3つを見直すだけでも、月1〜2万円、年間12〜24万円の節約につながることがあります。
特に保険は、見直しや手続きに時間がかかることがあるため、出産前に済ませておくとスムーズです。
ただし、一家の大黒柱に万が一のことがあった際、家族の生活を守るために必要であれば、掛け捨ての生命保険を活用しましょう。
我が家も、それまで民間の保険には加入していませんでした。しかし、子どもが生まれるタイミングで、万が一に備えて掛け捨ての生命保険に加入しました。
実際に加入してみると、月々3,000円ほどで必要十分な保障を備えられたので、「これなら入っておいてよかった」と感じています。
まとめ 育休中のお金を計算しておけば、安心して子育てできる
育休中のお金は、制度が複雑なこともあり、「結局いくら準備すればいいの?」と不安になりがちです。
しかし、「減る収入」と「増える支出」を計算すれば、必要な準備額は見えてきます。

実際に備える方法も、次の3つを実施できればOKです。
育休中に足りないお金の備え方
制度活用で減少額そのものを小さくする
「頑張らずに」貯まる仕組みを作る
固定費の見直しで毎月節約する
これらは育休のためだけでなく、その後の子育てや教育費、老後資金づくりにも役立つ、一生モノのお金の習慣になります。
子どもにはお金がかかるのは事実です。しかし私は、子どもが生まれたことを「家計を見直すきっかけ」になると前向きに捉えています。
実際に我が家では、子どもの誕生をきっかけに、
- 夫婦のお金の管理方法を見直す
- 保険を整理する
- NISAで教育費の積立を始める
- 金融知識を学ぶ
といった行動を積み重ねた結果、子どもが生まれる前よりも資産が増えるペースは加速しました。
本記事で紹介したように、まずは育休中のお金を「見える化」することから始めてみてください。
その小さな一歩が、子どもが生まれてもお金の不安に振り回されない、安心できる家計につながります。








