育休中のお金はいくら準備する?もらえる・減るお金の計算方法と備え方
「育休中、お金は足りるかな…」
「育休前にいくら準備しておけばいいんだろう」
子どもが生まれる喜びの裏で、こんな不安がよぎることがあります。
私も第一子の妊娠中は、同じでした。
育休までに少しでも貯金を増やそうと頑張っていたものの、「今の残高で本当に足りるのかな」と、お金のことばかり考えていました。
ネットや会社の就業規則を見ても、「結局、私はいくら準備すればいいの?」という答えは見つかりません。
でも、大丈夫です。
育休中のお金は、計算方法を知っていれば「足りるのか、足りないのか」を自分で判断できます。
私は子どもが生まれた後、お金の不安をなくしたくてFP(ファイナンシャル・プランナー)の資格を取得し、自分の育休中の家計を計算しました。
すると「なんだ、ちゃんと備えれば大丈夫」と、肩の力が抜けたんです。
そこで本記事では、子育て中FPの私が、
- 育休中にもらえるお金
- 減る収入分・追加支出
- 足りないお金の備え方
の順で「いくら準備すれば安全か」を計算していきます。
必要額がわかれば漠然とした不安からは解放されます。「安心して子育てに集中したい」という方は、ぜひ最後までご覧ください。
【結論】育休中のお金はいくら準備すればいい?

結論からお伝えすると、育休中に不足するお金は、次の式で計算できます。
準備しておきたい金額=育休中に減るお金+育休中に増える支出
例えば、月給30万円で1年間育休を取得する場合、準備額の目安は約143万円前後になります。
一見難しそうに見えますが、手順どおりに解説していくので、電卓を持って自分に必要な金額を計算してみましょう。
育休で準備するお金の計算方法
育休前に準備する金額は、次の3つのお金を整理すればわかります。
- もらえるお金:育児休業給付金や児童手当など
- 減るお金:育休前と比べて減る収入(育休前の収入-もらえるお金)
- 追加支出:赤ちゃんにかかる育児費や住民税など
文章だけだとわかりにくいので、下記の図解をご覧ください。

②減るお金と③追加支出を足した金額が、育休期間に必要な「準備額」です。「計算」と聞くと身構えるかもしれませんが、難しい知識は必要ありません。
【月給別】準備しておくと安全な金額の目安
まずは、自分の月給ならどれくらい準備しておくと安心なのか、目安を確認しておきましょう。
以下は、育休を1年間取得した場合に、不足額を補うために必要となる金額の目安です。
| 月給 | 収入減 | 追加支出 (育児費+住民税) | 準備金の目安 |
|---|---|---|---|
| 20万円 | 約34万円 | 約73万円 | 約107万円 |
| 25万円 | 約47万円 | 約78万円 | 約125万円 |
| 30万円 | 約60万円 | 約83万円 | 約143万円 |
| 35万円 | 約74万円 | 約88万円 | 約162万円 |
| 40万円 | 約87万円 | 約94万円 | 約181万円 |
※手取りは額面の約8割として試算
※住民税は扶養や各種控除で変わるため、あくまで目安です
「こんなに準備できない……」と不安になった方も、安心してください。
この金額は、「育休前と同じ生活水準を維持した場合」に必要となる目安です。そのため、この金額を用意できなかったからといって、必ず家計が赤字になるわけではありません。
実際には、利用できる制度を活用したり、支出を見直したりすることで、必要な準備額を抑えられるケースもあります。








