「お金がないと結婚できない」は本当?年収・貯金のリアルと今からできる具体策
お金がなくても結婚に向けて今からできる対策5つ

実際には、お金がなくても結婚すること自体は可能です。
とはいえ、何も準備をしないままだと、結婚後に不安が残ったり家計が苦しくなったりする可能性があります。
ここからは、お金に不安がある状態でも理想の結婚に近づくために、今日から取り組める具体策を5つ紹介します。
- 結婚に必要なお金を「3つ」に分けて考える
- 支出の見直しで手早く結婚資金を貯める
- 結婚費用を抑える柔軟な選択肢を知る
- 結婚後の生活費を試算してみる
- 「価値観のすり合わせ」を最優先にする
特定のパートナーがいない段階でも取り組めるので、ぜひ試してみてください。
それぞれみていきましょう。
お金がなくても結婚に向けてできる対策1. 結婚に必要なお金を「3つ」に分けて考える
結婚のお金は種類ごとに分けて考えると、道筋を立てて準備しやすくなります。
「結婚には大金が必要」と感じてしまうのは、いつ・いくら必要になるかが曖昧なまま一括でイメージしてしまうからです。
実際には、すべての費用が一気に必要になるわけではなく、優先度も異なります。
結婚に関わるお金は大きく次の3つに分けられます。
| 種類 | 必要になる時期 | 優先度(絶対必要か) |
|---|---|---|
| 新生活準備費 (引っ越し・家具・家電など) | 結婚時 | 高い |
| 結婚イベント費 (式・指輪・旅行など) | 結婚時 | 低い(調整可能) |
| 生活費・将来資金 (毎月の家計・教育費など) | 結婚後 | 高い |
新生活準備費は共同生活の初期費用として必要になるため、結婚前に準備しておくお金です。家具・家電の購入費用は平均約50万円程度です。
一方で、結婚イベント費は必須ではありません。内容次第で0円まで調整可能です。挙式の費用を抑える方法は次で解説します。
生活費・将来資金は結婚後に2人で貯めていくお金です。
ただし、すぐに貯金を始められない場合に備えて、最低限の「生活防衛資金」だけは準備しておくと安心です。
生活防衛資金は独身のうちから重要なお金です。目安額や貯め方は、こちらで詳しく解説しているのでご覧ください。
まとめると、新生活準備費と生活防衛資金を用意しておけば、必ずしもそれ以上用意する必要はないことがわかります。
あとは、自分の叶えたい結婚をイメージしながら、プラスアルファで用意できれば十分でしょう。
お金がなくても結婚に向けてできる対策2. 結婚費用を抑える柔軟な選択肢を知る
結婚式は今や「何百万円もかかるもの」ではなく、結婚費用を抑えられる式のスタイルも多くあります。
多くの人がイメージするのは、大人数の披露宴やフルコースの結婚式です。その前提で考えると、貯金が足りないと感じてしまうのも無理はありません。
でも、今は次のような選択肢があります。
- 親族のみの少人数婚
- 写真だけ残すフォトウェディング
- 挙式のみ行う
- 入籍後に落ち着いてから食事会を開く
こうしたスタイルを選べば数十万円程度まで費用を抑えられます。
実際に、私の周囲でも親族のみで挙式をあげている人は多くいます。豪華な式でなくても、「自分たちらしい式ができた」と満足そうでした。
結婚のスタイルは自分たちの価値観に合わせて選ぶことで、無理なく結婚に進めます。
お金がなくても結婚に向けてできる対策3. 支出の見直しで手早く結婚資金を貯める
結婚資金をつくるには、収入を増やすより先に支出を整える方が早く確実です。
収入アップは時間がかかりますが、支出の見直しは今日から効果が出ます。
特に固定費は一度見直せば、その後ずっと効果が続きます。結婚後の生活も楽になるので、いまからやっておくことをおすすめします。
どの固定費を削ればいいのかや、成功のコツはすべてこちらで解説しています。
さらに、余ったお金を残すのではなく「先に貯める」仕組みにすると貯金は加速します。
貯金ゼロだった私でも、無理なく続けられて「気づいたら貯まっていた」先取り貯金の方法はこちらです。
金がなくても結婚に向けてできる対策4. 結婚後の生活費を試算してみる
不安を減らす一番の方法は、結婚後の生活費を具体的に試算してみることです。
将来の教育費や老後資金まで一度に想像すると、必要なお金が膨大に見えてしまいます。
しかし、結婚直後に必要なのは、まず毎月の生活費です。
一般的な2人暮らしの支出は次のような項目です。
- 家賃
- 食費
- 光熱費
- 通信費
- 日用品
- 保険
- 交通費
2人世帯の平均支出は約30万円。手取り合計が35万円なら毎月5万円は貯められます。
このように数字で確認すると、「やっていけるかどうか」を現実的に判断できます。
将来のお金は、生活を回しながらコツコツ積み上げていくものです。まずは毎月の収支を見える化することが第一歩になります。
また、子どもを考えている場合は出産費用も気になりますよね。日本では補助制度が手厚く、自己負担は想像より軽くなるケースもあります。こちらもあわせて確認しておくと安心です。
お金がなくても結婚に向けてできる対策5. 「価値観のすり合わせ」を最優先にする
結婚で最も大切なのは貯金額ではなく、お金の価値観を共有できるかどうかです。
なぜなら、家計が安定するかどうかは収入よりも「使い方」で決まるからです。実際、年収が高くても貯まらない人は珍しくありません。
我が家では、夫婦それぞれが積極的にお金を管理し、貯金と投資をしています。
どちらか一方が我慢するのではなく、「どこにお金をかけたいか」「いくら貯めたいか」を何度も話し合い、無理なく続けられる仕組みをつくってきました。
その結果、収入が急に増えたわけではないのに、独身時より資産が早く増えるようになりました。
価値観をすり合わせるだけで、家計は大きく変わるのです。
結婚前にはぜひ次のようなことを話し合ってみてください。
- 毎月どのくらい貯金したいか
- 住まいや教育など、何にお金をかけたいか
- 働き方や家事分担の考え方
- 趣味など自由に使えるお金の範囲
すべて一致させる必要はありません。違いを理解し合い、歩み寄れればOKです。
「お金の話が苦手で切り出せない…」という方は、こちらの記事でうまくいく方法をまとめているのでぜひご覧ください。
まとめ お金がないと結婚できないわけじゃない!向き合い始めた今が、動き出すタイミング
結婚資金は多いに越したことはありませんが、準備に時間をかけすぎるとベストタイミングを逃してしまうこともあります。
「お金がないと結婚できない」と考えている人は、次のことも知っておいて下さい。
- 必要な費用の多くは選び方次第で抑えることができる
- 生活費も結婚によって効率化しやすい
- 結婚前の貯金額は〜200万円までが半数。ゼロも多い
それでも踏み出せないのは、金額の問題ではなく、無意識の心理的ブロックがあるからかもしれません。
「お金がないと結婚できない」と感じてしまう本当の理由
- 周囲と比べてしまうから
- 「収入=人間の価値」だと思い込んでしまうから
- 親世代の「当たり前」に縛られているから
- 将来の不安を過大評価してしまうから
お金に不安があっても良い結婚をするためには、お金の不安を減らし、パートナーと協力して資産形成するための準備をしておきましょう。
お金がなくても結婚に向けてできる対策
- 結婚に必要なお金を「3つ」に分けて考える
- 支出の見直しで手早く結婚資金を貯める
- 結婚費用を抑える柔軟な選択肢を知る
- 結婚後の生活費を試算してみる
- 「価値観のすり合わせ」を最優先にする
結婚に必要なのは十分な貯金額を用意することでも準備に時間をかけることでもありません。
現状を把握し、パートナーと協力して家計を整えていく。そのための小さな行動が最も大切なんです。
まずは現代の多様な結婚スタイルを知り、自分に合ったプランを考えてみてくださいね。
結婚後のお金の流れをイメージできると不安はぐっと減ります。「夫婦ってどうやってお金を管理してるの?」と気になる方はこちらをご覧ください。
また、「子どもが欲しいけどお金が不安」という方は、私が実践している教育費の準備方法も参考にしてみてください。学資保険に入る前にぜひ知っておいてほしい内容です。








