学資保険のメリット・デメリット!現役ママが選んだ備え方とは?
学資保険の4つのデメリット

学資保険に入るデメリットは主に以下の4つです。
- 利回りが低い
- インフレに弱い
- 中途解約すると元本割れしやすい
- 保険貧乏になりやすい
それぞれみていきましょう。
学資保険のデメリット1. 利回りが低い
学資保険は、利回りが低いため、資産を効率よく増やしたい人には不向きです。将来受け取れる満期金額は、払い込んだ保険料に対して、あまり増えないケースがほとんどです。
たとえば、現代の学資保険の返礼率(どのくらい増えたかの率)は高くても110%前後です。つまり、100万円払ったら110万円になります。
1年後に10万円増えたら嬉しいですが、10~20年経ってこの金額なら、「そんなに増えないな…」と思いませんか?
事実、投資をしていると利回りの差を強く感じます。
私の例ですが、つみたてNISAの残高は7年で170%に増えています。投資に詳しくなかった最初の数年を加えても、コツコツ積み立てればこれほどのパワーがあります。
学資保険、実はショボい?
ショボいのは事実ですが。デメリットはこれだけではありません!
さらに、学資保険の中には返戻率100%を下回るものもあります。学資保険に対しては、「お金が増える」ことは期待しない方がいいでしょう。
そもそも保険だニャ。複雑にするから良くニャイ!
学資保険のデメリット2. インフレに弱い
学資保険は、インフレによって価値が目減りするリスクがあります。
満期金額が契約時に決まるため、その後の物価上昇に対応できないのです。
つまりこういうことです。
| 2025年(現在) | 2035年(10年後) | 2045年(20年後) | |
| 必要な大学資金の目安 | 200万円 | 244万円 | 297万円 |
もし今、学資保険を契約し、10~20年経って200万もらっても「大学資金全然足りないじゃん!」という事態になりかねません。
10〜20年の間にインフレが進むと学費が高騰し、200万の価値が目減りしてしまうからです。
お金が増えにくい学資保険にとってインフレって致命的じゃない?
そう、かなり致命的です!しかも教育費には注意点があります!
総務省発表の消費者物価指数によれば、2025年4月の実際のインフレ率は約3%。
一方、文部科学省の調査によれば学習費(給食費や塾・習い事も含めた総額)のインフレ率は10%以上になる場合もあります。
子どもの教育にかかる費用の上昇率は、物価のそれを大きく上回る点を考慮すると学資保険のインフレに対する弱さは無視できない大きなデメリットと言えるのではないでしょうか。
そもそも、これまで長く続いたデフレ期間が異常だったとも言えます。本来、物価が少しずつ上がるのが健全な経済の姿。
今後はお金をただ貯めるのではなく、インフレに強い投資などで備える必要があります。
インフレ対策をしなければ、子どもの教育資金だけでなく、自分たちの老後資金も用意できない可能性が高まります。
「今さらだけど、インフレって何?」という人はこちらの記事を読んでみてください。インフレの基礎知識と対策がわかり、どうやって対処すればいいかの方向性がハッキリするはずです。
「気づいたときには手遅れ…」とならないように、チェックしておいてください。
学資保険のデメリット3. 中途解約すると元本割れしやすい
学資保険は途中でやめると、損をする可能性が高くなります。
契約から数年以内の解約では、支払った保険料よりも少ない金額しか戻らないことが一般的です。これを元本割れといいます。
「解約しなければいいじゃん」と思うかもしれませんが、10〜20年という長い間には、様々な場面で急な出費が起こりえます。
- マイホーム購入
- 車の購入
- 出産
- 病気・ケガ
- 給料の減額やリストラ
生活が苦しくなり、学資保険を解約する必要があるかもしれません。その際に元本割れして後悔しないように、自由に取り崩せる別の方法も検討しておきたいところです。
数年以内の契約で元本割れするのはどうして?
手数料を抜かれるからですよ…。
学資保険のデメリット4. 保険貧乏になりやすい
学資保険は、家計を圧迫する要因になります。
学資保険に加えて医療保険・生命保険などにも入っていると、保険料だけで毎月数万円というケースもあります。
実は私も、数年前まで医療保険にしっかり入っていました。
新入社員のころに勧められるままに入った保険。冷静に見直してみると「必要以上に手厚いプラン」で、毎月の保険料はかなりの負担になっていました。
今は公的医療保険や貯蓄で十分備えられると学んだため、保険を解約し余裕を取り戻すことができました。
「自分は学資保険しか入らないから大丈夫」という人も注意が必要です。
- 不要な特約をつけてしまう
- 他の保険も「ついでに」契約してしまう
「お子様のために」と勧められてつい追加で加入してしまうケースは少なくありません。
教育費を準備するはずが、保険の支払いに追われて毎月カツカツ…。そのせいで、家庭環境が悪くなるようでは、本末転倒です。
お金を残すことよりも何よりも、親が毎日余裕をもって笑顔でいることが、子どもの成長につながるはずですから。
「でも、保険は入っておかないと不安…」という人は、こちらの記事が役立ちます。保険貧乏にならないための考え方や、本当に必要な保険がわかります。
これを知っていれば、本当に必要なものだけにお金を使い、豊かな人生を送りやすくなります。
この機会に、一度「いらない保険」にお金を払っていないか確認しておきましょう。人によっては数百万円単位で得します。
【学資保険なし】現役ママの私が実践する教育資金の備え方

ここでは、実際に2歳児のママである私が実践する、教育資金の備え方を紹介します。
結論からいうと、学資保険には入らず、「貯蓄+投資」で備えています。その理由は、次のような特徴があるためです。
貯蓄+投資の特徴
- 学資保険より増えやすい
- インフレに対応できる
- 増額・減額・引き出し自由でライフスタイルに応じて調整可能
- 自分で管理できて、保険会社に高い手数料を払う必要なし
つまり、学資保険のデメリットをすべて回避したうえ、より増やせる可能性があるのです。
「貯蓄+投資」って最強じゃない?
貯蓄と投資のバランスを自分で調整できるようになればお金に困ることはまずありません!
貯蓄と投資を活用すれば自分や家族に合った効率の良い備え方を実践できます。最初は誰でも初心者です。無理なく始めていきましょう。
「学資保険より得って本当?」「どのくらい差が出るの?」という方は、より詳しく説明した記事も用意しています。具体的な事例を見て参考にしたい人はぜひ読んでみてください。
まとめ 学資保険はいらない!貯蓄と投資で教育資金を用意しよう
今回は大事な子どもの教育費を準備するための代表的な手段である学資保険のメリットとデメリットを解説しました。
もう一度おさらしいて、学資保険の理解を深めておきましょう。
学資保険の3つのメリット
- 親に万が一があっても学費を確保できる
- 強制的に積立ができる
- 将来受け取れる金額が決まっていて安心
学資保険のメリットだけ見ると、「子どもの教育費は学資保険で用意しよう」と決めたくなりますが、デメリットを見るとこの考えが大きな間違いであることがわかります。
学資保険の4つのデメリット
- 利回りが低い
- インフレに弱い
- 中途解約すると元本割れしやすい
- 保険貧乏になりやすい
利回りが低くインフレに弱い点は、インフレが加速していく世の中では大きなデメリットとなります。
では、どうすれば大切な子どもの教育費を確保できるのでしょうか?
お金を効率よく増やしたい人や、変化の激しい時代に対応したい人には、「貯蓄+投資」の備え方がおすすめです。
貯蓄+投資の特徴
- 学資保険より増えやすい
- インフレに対応できる
- 増額・減額・引き出し自由でライフスタイルに応じて調整可能
- 自分で管理できて、保険会社に高い手数料を払う必要なし
このことから、貯蓄+投資で備えれば学資保険は必要ありません。
保険会社にお金を丸投げして手数料をたくさん取られる道よりも、自分で対策して「何があっても大丈夫!」といえる家計をつくるほうが近道です。
教育資金づくりは、早めに始めれば始めるほどラクになるので、子どもが小さいうちはチャンスです。
ぜひ早めに行動して、お子さんが成長してもずっと楽しく、ゆとりのある生活を送ってください。
ちなみに貯蓄と投資以外にも、子育て家庭の資産を増やす方法があります。
こちらの記事では、特に子どもが小さいうちに役立つ備え方を紹介しているのでぜひチェックしてください。








