【知らないと大損】家賃値上げは拒否できる!追い出されない3つの根拠と断り方
家賃値上げを拒否する4つのステップ

ここでは家賃値上げを断る4ステップを紹介します。
- 賃貸借契約書で契約の種類を確認する
- メールや書面で「合意できない旨」を伝える
- 「従来の家賃」を期日通りに支払い続ける
- 相手が引き下がらない場合は「理由と相場」を突き合わせる
1つずつ解説していきます。
ステップ①:賃貸借契約書で契約の種類を確認する
通知が届いたら、まずはご自身の賃貸借契約書で契約の種類が「普通借家契約」になっているかを確認してください。
賃貸物件の9割以上は普通借家契約で法定更新が適用されますが、定期借家契約だった場合は契約更新がなく、値上げを断ると期間満了で退去しなければならない可能性があるからです。

普通借家契約であれば、大家さんからの値上げ通知を断っても追い出されることはありません。
ステップ②:メールや書面で「合意できない旨」を伝える(文面例あり)
契約書で「普通借家契約」であることを確認したら、管理会社や大家さんへメールまたは書面で「値上げには合意できない」という意思を伝えましょう。
賃料改定は借主が合意しない限り成立しないため、家賃値上げに合意しない意思を示すだけで十分だからです。
ただし、電話での意思表示だと「言った・言わない」のトラブルに発展しやすいため、必ず証拠が残るメールや書面で連絡してください。
件名:賃料改定について
〇〇様
お世話になっております。
〇〇号室に入居しております〇〇です。
このたびは、賃料改定のご通知をいただき、ありがとうございます。
昨今の物価上昇や諸経費の増加などの事情については理解しておりますが、当方にとりましても家計への影響が大きいため、誠に恐縮ではございますが、ご提示いただいた条件での賃料改定には合意いたしかねます。
今後も現在の住居に長く大切に住み続けたいと考えておりますので、現行の家賃〇万円で契約を継続させていただきたく存じます。
お手数をおかけいたしますが、ご検討のほどよろしくお願いいたします。
私はこのメールを送った結果、管理会社からの値上げ要請が来なくなりました。
もし今、家賃の値上げ通知が来ているなら、ぜひ参考にしてください。
ステップ③:「従来の家賃」を期日通りに支払い続ける
値上げ交渉が続いている間も、これまでの家賃は期日通りに支払い続けてください。
もし値上げに納得できないからといって家賃の支払いを止めてしまうと「家賃滞納」とみなされ、借主側の過失(債務不履行)として契約解除の口実を与えてしまうためです。
万が一、大家さん側が「値上げ後の金額でなければ受け取らない」と振込口座を止めたり受け取りを拒否したりした場合は、最終手段として法務局で「供託」の手続きを行いましょう。

従来の家賃を期日通りに支払っている限り、あなたの居住権は守られます。必ず家賃は支払いましょう。
ステップ④:相手が引き下がらない場合は「理由と相場」を突き合わせる
メールを送っても管理会社が「近隣相場が上がっている」「物価高だから」と引き下がらない場合は、値上げの具体的な根拠と周辺相場を突き合わせて交渉しましょう。
万が一、相手が裁判所に民事調停などを申し立てた場合に備えるためです。
大家さんに値上げの根拠を提示してもらう間に、ポータルサイトで近隣の募集物件を検索してみてください。
- 最寄り駅および駅徒歩分数
- 築年数・専有面積・間取り
- 建物構造(RC造など)や設備条件
類似条件の物件が現行の家賃と同水準であれば「周辺相場と比較しても現行家賃が妥当です」と客観的なデータを示して対抗できます。
客観的な事実(データ)を揃えて交渉に臨むことで、相手の不当な要求を退けやすくなります。








