「みんなで大家さんはヤバい」は本当?FPが投資しない5つの理由を解説
私が「みんなで大家さん」をやらない5つの理由
私がみんなで大家さんに投資しない、人にすすめない理由は以下の5つです。
- 仕組みに不安がある
- 長期目線で運用ができない
- リスクとリターンのバランスがおかしい
- 税金面で不利
- 中身の薄いCMを出している
理解するとさまざまな投資で通用する「投資の基本のキ」が身に付きます。
わかりやすく紹介しますので、ぜひご覧ください。
理由1. 仕組みに不安がある
みんなで大家さんには運用の仕組みに大きな不安点があります。
もう一度、みんなで大家さんの仕組みの図解をじっくり見てください。

出典:みんなで大家さん
「匿名組合契約」ってニャんだ?
匿名組合契約を超ざっくり言うと「儲かったら分け前あげるからお金出して黙って見てて」という契約です。
自分が出したお金の使い道に口出しできないってこと?
出資者からみたらとても不安ですが、匿名組合契約は商法に規定された契約手法です。
法律で定められているので、誰かしらに有用性があり存在価値があると思われます。
ですが、匿名組合契約は過去に詐欺や詐欺に近い行為に悪用されたことがあります。
| 事件名 | 平成電電事件(2006年) | 安愚楽牧場事件(2011年) |
|---|---|---|
| 事件内容 | 「通信設備の購入に出資すれば高い配当を得られる」と投資家からお金を集めるも、実際は悪化した会社の資金繰りに流用された。 | 繁殖牛を購入し、オーナー権を取得すれば年3~8%の配当が得られるとして出資を募る。しかし、実際は投資家から集めた資金を配当に見せて支払い、さらに資金を集める典型的なポンジスキーム。 |
| 被害総額 | 約490億円 | 約4,200億円 |
投資にリスクは付きものですが、みんなで大家さんに投資することで抱えるリスクを自分は許容できるのか、今一度考える必要があるでしょう。
理由2. 長期目線で運用ができない
みんなで大家さんは長期目線で運用ができません。
用意されているプロジェクトの運用期間がおおむね1~5年と短いからです。
個人的には「短期投資がおすすめな人」はほぼいません。
短期で大きく資産を増やそうとする行為はギャンブルに近く、私にはギャンブルで身を滅ぼしかけた苦い経験があるからです。
- 「今はまだ働けるし収入も安定している」
- 「5年以内に使うお金は労働と節約で用意できる」
- 「そもそも、15年以上先に必要なお金を用意するのに短期投資は不要」
そう思い私はみんなで大家さんではなく、長期戦にはなるが高確率で資産を用意できるインデックス投資を選びました。
短期間で大儲けできる可能性がある投資商品はギャンブル的要素が強くおすすめしません。
ギャンブルが過ぎるとどうなるかは、私の黒歴史が詰まったこちらの記事を読めばわかります。
ぜひ読んで、あなたは私のような大人にならないでくださいね。
理由3. リスクとリターンのバランスがおかしい
みんなで大家さんはリスクとリターンのバランスがおかしい点も見逃せません。
一般的に投資におけるリスクとリターンは比例します。

不動産業者も不動産投資を「ミドルリスク・ミドルリターン」と位置づけ、一般的な比例関係の範囲内としています。


一方、みんなで大家さんは公式サイトでリスクとリターンを下図のように位置づけています。

ローリスクハイリターン気味の位置づけになっているわね。本当かな…?
公式サイトを調べましたが、みんなで大家さんがなぜ一般の不動産投資よりローリスクハイリターンなのかの根拠は見つかりませんでした。
一般論や他の不動産業者の認識と異なるリスクとリターンの関係性を持つとされ、その根拠は示されないみんなで大家さん。
自分で覚悟の上で投資して失敗するならまだしも、他人にどうですか?と聞かれても私はすすめられません。
もちろん、自分でもやりませんが。








