なぜ、いきなりお金を稼ごうとしてはいけないのか?
節約なんて面倒!稼げるようになればお金の問題なんて全部消えるわ!
稼ぐ方法を教えてくれる人もSNSにはたくさんいるニャ!
資産形成、というかお金について考え始めると、こんなことを考える人が少なくありません。私もそうでした。
SNSを見れば、
- 「副業を始めたら初月から本業の収入を超えた!」
- 「最高月収更新!」
- 「副業の方が稼げるから会社辞めます!」
という声を耳にするからです。
華麗にお金を稼げる人がいるのは事実です。ただ実際、そんなに簡単ではないことを多くの人は忘れがちです。
稼ぐのが簡単なら、誰も困ってませんし、価値あるスキルとは言えませんから。
あと、あまり知られてませんが、お金を稼げるようになってもお金の問題は消えません。
たとえば、私の友人に月収100万円オーバーの20代の方がいます。20代でこれだけ稼ぐのですから、「30代になる頃には引退できるだろうな」と思ったのですが、勘違いでした。
貯金は5,000円しかなかったからです。毎月100万円以上稼いでいるのに、です。
語弊を恐れずに言えば、貧乏。
働いているのに、貧しいんです。
せっかくなので、改めて資産形成の王道を簡単にまとめてみましょう。
資産形成初期でお金を稼ごうとしてはいけない理由

結論から言うと、いきなり「お金を稼げるようになって引退しよう!」などと考えてはいけません。100%の確率で自爆すると言っても過言ではありません。
なぜなら、お金を稼ぐことと、お金を手元に残したり、お金を増やすことは別のスキルだからです。
解像度を上げてみると、以下のように表現できます。
- お金を稼ぐ:他者が抱えている問題を解決したり、願望を叶えてあげること
- お金を手元に残す:満足度を落とすことなく、適切な価格で商品やサービスを買うこと
- お金を増やす:将来価値が上がるものと稼いだお金を交換すること
それぞれ、独立しているというわけではありません。密接に関連しています。
大事なのはバランス。それに順番です。
残念ながら、私たちは「協調性が大事だ!」ということで、みんなで一緒に働く会社員としての教育を施されます。
役割分担して、組織をうまく回す歯車になるための訓練です。
問題解決能力は二の次。
お金を稼ぐための土台がないまま社会に放り出されるわけです。
すぐに稼げるようになると考える方が無理筋です。だって教わってないんですから。
まれに天才的なビジネスセンスで息をするようにお金を稼ぐ人もいますが、一種の変態です。
「あの人にできたんだから、自分もできる!」などと期待してはいけません。派手に散るだけです。
つまり、再現性がないわけです。
だから時間をかけて、
- 「どれだけの時間働きたいか?」
- 「どれくらいハードワークするか?」
- 「どの程度の変化なら許容できるか?」
- 「人との関わりはどの程度が心地よいか?」
- 「上司として人を管理したいか?」
- 「どれくらいの資産を築きたいか?」
を自分なりに探っていき、そこから「この仕事がベストじゃないか?」と仮説を立て、検証することを繰り返す必要があるんですよね。
面倒くさっ!
そんなに時間かけたくニャイ!
どうしても手間暇かかるので、途中で諦める人が続出します。「思ったのと違う」とガッカリして、もとの生活に戻っていきます。
一方、お金を貯めることとお金を増やすことは今日からでも成果を出せるのが最大の違いです。
これらはパターン化されていて、誰がやっても一定の結果が出るからですね。
こちらの記事でも紹介していますが、固定費を見直せば、誰でも翌月から自由に使えるお金は簡単に増えます。転職や副業などよりずっと楽でしょう。
さらに、細かい変動費まで見直せば、超優良家計の土台は手に入ったと言えます。(詳しくはこちらの記事で紹介してます)。
そして、浮いたお金をオルカンなどの低コストの優良なインデックスファンドに淡々と回す。
才能なんてなくても、これで誰でもお金に困らない生活は手に入ります。
まとめ まずはお金を貯めよう!増やそう!稼ぐのはその後!
お金に困らない生活を手に入れるために必要なのは、人脈でもなく、運でもなく、才能でもありません。
本当に必要なのは、正しい順番で正しい行動をするだけです。
難しく聞こえるかもしれませんが、実は簡単です。
- 余計な支出を減らして、お金が貯まりやすいようにする
- 浮いたお金を将来価値が上がるものに交換しておく
- お金を稼ぐために試行錯誤する
ざっくり言えば、この3ステップ。
一番難しいのは悪寒を稼ぐことです。残念ながら、お金を稼ぐための教育や訓練を受けてないので、自分の適性などがわからないからです。
ですから、いきなり稼ごうとすると、「全然できない…。自分に資産形成なんて無理なんだ」と諦めるリスクが高まるわけです。
まずは着実にできることからやりましょう。
学校の試験と同じです。
解ける問題から解く。できない問題は、次の試験までにできるように勉強する。
順番を間違えないようにしましょう。








