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pring(プリン)の使い方やメリットは?決済で使えるお店や銀行口座の登録方法なども解説

本記事では、キャッシュレス決済アプリ「pring(プリン)」のメリットやデメリット、そして使い方から評判までを解説していきます。

この記事を最後まで読めば、pringの特徴や、pringをどのように使えば良いかを全て知る事ができます。

[目次]

キャッシュレス決済アプリの「pring(プリン)」とは?

出典:pring

pring(プリン)とは、お店で決済をしたり、個人間でメッセージを付けてお金を送ったりする事ができる「お金コミュニケーションアプリ」です。

pringを使えば、友達とのお金のやりとりをチャットのように行う事ができ、かつ登録した銀行口座から手数料ゼロでお金をチャージしたり戻したりする事が可能です。

なお、このpringはメタップスやみずほ銀行などが主要株主である「株式会社pring」によって提供されているアプリであり、AppStoreGooglePlayからインストールが可能となっています。

pringの公式サイトはこちら!

pring(プリン)のメリット

では、pringのメリットを見ていきましょう。

pring(プリン)は個人間送金を手数料0円で迅速に行える

pringは個人間の送金を手数料0円で簡単に行えるといったメリットがあります。

例えば日常において、友達との飲み会代を自分が立て替えて後から受け取ったり、友達にお金を貸して後から返してもらうといったようなシーンは良くあるかと思います。

そういった場合に銀行口座を使って送金をするとなれば、金融機関によっては手数料が取られてしまいます。

ですが、pringを使えばその問題を解決でき、迅速かつ手数料0円でお金のやり取りができるのです。

なお、pringの送金サービスに関する送金総額は累計30億円を突破しており、2ヶ月で15億円増といった驚異の伸び率を誇っています。

出典:pring

なので、友達間以外にも夫婦間や親子などにおけるお金のやり取りを効率化できる点が魅力の一つでしょう。

pring(プリン)は送金と同時にチャットでメッセージを送る事もできる

なお、pringではお金を送るのと同時にチャットを使って相手にメッセージを送る事もできます。

これによって、ただ「お金を送金するだけ」だったお金のやり取りに「コミュニケーション」を付ける事ができるようになります。

もちろん、仮に銀行口座で送金した後でも相手にLINEなどで何かメッセージを送れば良いのですが、pringを使えば送金とメッセージを一つのアプリで完結できるといったメリットがあるのです。

pring(プリン)は銀行口座からのチャージや現金出金の手数料が全て無料!

pringは、提携先の銀行口座を登録する事でアプリにお金をチャージしたり、反対に銀行口座に現金を出金したり出来るのですが、その手数料はいずれも0円となっています。

現在キャッシュレス決済アプリは日本でも数多くありますが、「一度入金してしまうともう現金を引き出せない」、あるいは「引き出しに手数料がかかってしまう」といったものがほとんどでしょう。

ですが、pringであれば現金の引き出しも無料で行えます。

なので、自身が複数の銀行を保有していて、銀行間での資金移動を考えていたとすれば、

「銀行→銀行」ではなく「銀行→pring→銀行」といったように経由する事で手数料無料でお金を移動させる事も可能です。

pring(プリン)のデメリット

次にpringのデメリットを見ていきましょう。

pring(プリン)はまだ使えるお店や加盟店が少ない

pringは、昨年2018年3月に正式リリースしてその後の同年6月に加盟店の募集を開始したばかりという事もあり、まだまだ使えるお店や加盟店が少ない点がデメリットです。

2019年2月19日現在、pringが決済に利用できるお店の一覧などはまだ公開されておらず、その詳細は不明となっています。

なので、お店でのキャッシュレス決済に利用したいという人にとってpringはまだまだ不便な点が多く、加盟店の増加を期待するしかありません。

また、同じQRコードによるキャッシュレス決済の「LINE Pay」であれば、ローソンやファミリーマート、そしてスターバックなどでも利用が可能となっています。

LINEPayの使い方やメリットについてはこちら!

※追記:pring(プリン)がキャナルシティ博多などの九州地域の大型商業施設で利用可能に!

出典:pring

pringが福岡地所グループの運営する5つの商業施設で決済手段として導入されました。

2019年4月25日より、以下の商業施設内でpringのQRコード決済が使えるようになります。

  • キャナルシティ博多
  • マリノアシティ福岡
  • リバーウォーク北九州
  • 木の葉モール橋本
  • パークプレイス大分

今後も対応店舗が順次拡大される予定となっているので、気になる方は最新の情報をキャッチしておいてください!

pring(プリン)は登録できる銀行口座の数がまだまだ少ない

また、pringは登録可能な提携銀行口座の数がまだまだ少ない点もデメリットです。

※2019年5月27日追記:pringに対応する銀行口座は順次拡大中です!

2019年5月現在、pringに対応している金融機関は以下の通りです。

  • みずほ銀行
  • 三井住友銀行
  • りそな銀行
  • 住信SBIネット銀行
  • 楽天銀行
  • ジャパンネット銀行
  • イオン銀行
  • 埼玉りそな銀行
  • 福岡銀行
  • 西日本シティ銀行
  • 愛媛銀行
  • 関西みらい銀行
  • 北九州銀行
  • 熊本銀行
  • 京葉銀行
  • 四国銀行
  • 七十七銀行
  • 親和銀行
  • 筑波銀行
  • 東邦銀行
  • 百十四銀行
  • 北洋銀行
  • 宮崎銀行

pringは最近住信SBIネット銀行や楽天銀行といったネット銀行の追加を発表しましたが、メガバンクである三菱UFJ銀行にはまだ対応されていません。

まだまだ提携金融機関の数は少ないですが、今後随時追加される予定とされています。

pring(プリン)の口コミや評判

では、pringの口コミや評判を見ていきましょう。

Twitter上では「便利」「デザインが見やすい」といった声が多くありました。

そして、夫婦間でのお金のやり取りをpringで実践されている方もいますね。

ですが、支払い出来る店舗数がまだ少ない為に、「実用的ではない」との声も。

全体的に良い口コミや評判が多いpringですが、実店舗での支払いに利用できない点が課題と言えるでしょう。

pring(プリン)とKyash(キャッシュ)との比較

pringのような個人間でお金のやり取りを行えるアプリは、実はpring以外にも「Kyash(キャッシュ)」というものが存在しています。

このKyashはpringと同様にメッセージを付けた送金を行う事ができ、「リアルカード」や「バーチャルカード」などを用いてVISA加盟店での支払いも行う事が可能です。

さらにKyashで決済を行うと2%のキャッシュバックがあるので、お店での決済に関してはpringよりも実用性が高いと言えるでしょう。

ですが、Kyashは一度チャージしてしまうとその残高を出金する事ができません。その点は、現金の入金も出金も全て手数料無料で行えるpringの方が利便性が高いと言えます。

pring Kyash
メッセージ付きでの個人間送金 できる できる
実店舗での決済 可能だが対応店舗がまだ少ない VISA加盟店舗で可能(2%キャッシュバック有)
現金の引き出し できる(手数料無料) できない

このように、どちらも共に良い点と悪い点があるので、自身の利用用途に応じていずれかのアプリを検討してみてください!

Kyashの使い方やメリットについてはこちら!

pring(プリン)の使い方

では、pringの使い方についてを紹介していきます。

pring(プリン)に新規登録する方法

まずはpringをインストールして「さあ、プリンを始めよう」をタップし、利用規約を確認して「同意する」をタップしましょう。

次に電話番号を入力し、SMSによる認証を行います。SMSに送付される4桁の認証コードを入力して下さい。

すると利用端末の確認が完了するので、新規登録を行う人は「新規登録」をタップし、ログイン・取引時に利用する6桁のパスワードを入力しましょう。

その後は会員情報の登録を行うので、フォーマットに沿って必要事項を記入し、内容を確認次第「登録して次へ」をタップしましょう。

これで新規登録は完了です。新規登録が完了すると以下の画面に移るので、そのまま「続けて銀行口座を登録する」をタップして銀行口座の登録も進めていきましょう。

pring(プリン)で銀行口座を登録する方法

次にpringで銀行口座を登録する方法ですが、自身のホーム画面からその設定を行いたい場合はまず以下の通り「チャージする」を選択し、「銀行口座の追加」をタップします。

すると各金融機関が表示されるので、自身が登録したい金融機関を選んで次へ進みましょう。

すると各金融機関によって定められた準備物が提示されるので、実際に確認しておいて下さい。その後登録が完了します。

pringの提携銀行口座を持っていない場合は郵送による本人確認が必要

なお、「pringの提携銀行口座を持っていない」といった方は郵送による本人確認が必要となります。

この本人確認を行わなければ、pringの「お金をおくる」「お金をもらう」「お金をはらう」といった機能が利用出来ません。(※郵送による本人確認のみだとお金をチャージしたり口座に戻す機能は使えません。)

なお、郵送による本人確認の方法ですが、銀行選択のページの下にある「郵送で本人確認をする」をタップして注意事項を確認し、本人確認申請内容も合わせてチェックをしましょう。

その後はアプリ内の指示にしたがって申請を進めて下さい。

また、書類が郵送で届いた後は確認コードをチェックして入力しましょう。

pring(プリン)でお金を送る方法

pringでお金を友達に送る方法ですが、まずはお金を送る友達を以下の赤枠にある「追加」を選び、「ID」もしくは「電話番号」から送り先の友達を見つけて追加しましょう。

その後は「お金をおくる」を選択し、以下の手順で送る相手を選んで金額を入力し、最後に送信を押します。

これで友達への送金は完了です。

pring(プリン)の支払い方法

pringの支払い方法はとても簡単です。

以下の図の通り、まずは左上のQRコードのマーク、もしくは「お店ではらう」をタップし、次のQRコード読み取り画面でお店のQRコードを読み取りするだけで完了します。

 

まとめ:pring(プリン)を使ってお金をチャットのように扱おう!

  • pringは個人間送金を手数料0円で可能
  • 銀行口座からのチャージや現金出金の手数料も全て無料
  • QRコード決済に対応している加盟店はまだ少ないも、今後順次拡大されていく予定

以上がpringについてでしたが、もしも頻繁に友達や家族とのお金のやり取りがある人であれば、pringを利用するのがおすすめです。

pringを使えばチャットと送金を一つのアプリ上で行う事ができ、銀行間同士の送金で掛かっていた手数料なども全て0円となります。

なので、この機会にpringを使って、個人間のお金のやり取りをチャットのように行ってみてはいかがでしょうか。

他のキャッシュレス決済アプリの特徴や比較についてはこちら!

執筆者プロフィール

ペイ編集長
キャッシュレスPAY編集長。2級ファイナンシャル・プランニング技能士。 新卒で大手総合金融機関であるSBIホールディングスに入社し、広告の運用やマーケティングに従事。 その後11ヶ月で退職して、現在は前職で培ったフィンテックやFPに関する知識を活かし、キャッシュレス決済に関する研究を続けている。

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