副業で失敗した実体験と2年間継続できているマイルール
「副業で失敗したくない」
「副業で失敗したらどうなるの?」
「失敗したらどうリカバリーすればいいの?」
このように失敗が怖くて副業への一歩を踏み出せない人は多いのではないでしょうか。
副業で起きる失敗やその対策を理解していると、立ち直れないほどのダメージを負うことはありません。その結果、経験値が積み上がりスキルも伸びて稼ぎやすくなるでしょう。
そこで、今回は以下の2点について解説します。
- 副業の失敗談と立て直し方
- 副業を続けるためのルール
本業と育児に追われながらも2年間副業を継続してきて経験と失敗の乗り越え方ですので、「副業で収入を増やしたいけど、失敗が怖くて始められない…」という方はぜひ参考にしてみてください。
【実体験】副業の失敗談と立て直し方

ここでは、私が実際に体験した副業の失敗談を5つ紹介します。
- キャパオーバーでクライアントへの連絡を放置した
- 副業に時間を使いすぎた
- 業務範囲をあいまいに受けて修正地獄に陥る
- SNSの投稿を信じてすぐに大きな成果が出ると勘違いする
- 青色申告特別控除を知らずに余計な税金を支払ってしまう
1つずつ解説していきます。
失敗①:キャパオーバーでクライアントへの連絡を放置した
副業ができる時間は時期や状況によって大きく変わります。
本業で部署異動になったり、繁忙期に入ったりと生活の変化が起きると、副業に回せる余力が一気になくなるからです。
私は平日でも3時間ほど副業時間を取れていたので、納期通りに一定の記事数を納品できていました。
ところが、本業での昇進が近づいてきたこともあり、業務量が増えてくると残業が発生。さらに、子どもが生まれ、今までなかった育児をすることになり生活だけで精いっぱいになりました。
その結果、副業も思うように進まなくなり、クライアントからの連絡を1週間も放置。
ある日、クライアントからこんな連絡が届き、血の気が引きました。
「以前ご連絡した件、その後の進捗はいかがでしょうか?ご返信お待ちしております」
初めて受けた案件で、1年以上継続していた大切なクライアントです。
「大事な継続案件なのに終わった」と視界がぼやけて何も考えられなくなりました。しかし、このまま終わらせるわけにはいきません。せっかく獲得したクライアント。
- 納期の連絡
- 当日中に一言返信
とクライアントに不安を与えないような連絡ルールを提案しました。また、ライターとして自分の失敗談をこれから副業に取り組む人向けの記事にすることを提案しました。
なんとかクライアントからの信頼を取り戻し、今でもご依頼いただいています。
無理に副業時間を作ると、寝不足や体調不良を起こしてしまうので、悪影響しかありません。
自分のキャパシティを常に把握して、時間がとりづらいときは正直にクライアントに伝えましょう。
失敗②:副業に時間を使いすぎた
副業でお金を稼ぐこと自体は素晴らしいことですが、副業だけに時間を使うと思わぬ落とし穴に陥ることもあります。
副業は生活を豊かにする手段に過ぎないからです。
出産後、私は1か月育休を取得しました。その間
- ミルクをあげる
- おむつを替える
- 寝かしつけをする
育児に積極的に参加していました。余裕が出てきたある日、「子どもが寝ているすきま時間なら作業できる」と考え、空いた時間を見つけて副業をしていました。
すると妻から、
「育休中も副業?何のために育休を取ったの?」
と言われました。
家庭の収入を増やすことで子どもの選択肢を増やせるし、家族旅行にも行けるようになります。しかし、妻と会話する時間を犠牲にしたり、ワンオペを強いてまで副業をするべきではありません。
いくら収入が増えるといっても、パートナーとの関係が悪化する可能性があるからです。
その考え方になってからは、緊急でない限り休日の日中は副業をしないようになりました。その代わり、早朝や夜に時間を確保するようにしました。
「ゴリゴリ副業したい」という気持ちはわかりますが、時には一度立ち止まり、全体のバランスを見ましょう。
失敗③:業務範囲をあいまいに受けて修正地獄に陥る
業務範囲が不明確なまま副業で仕事を受けてしまうと修正地獄に陥ります。
作業範囲や修正のルールがあいまいなままだと、クライアントの要望が際限なく増えてしまうからです。
その結果、受け取る金額は大きくても時間単価が極端に低くなることもあります。
私はWebライターとして副業を始めたてのころ、1文字1円の案件ばかりを受注していました。1万文字書いて1万円稼げる計算です。
ところが、運よく「10,000円/5,000文字」という案件を受注しました。
アルバイトをしていて急に時給が倍になったような感覚で、喜びを隠せませんでしたが、これが地獄への入り口でした。
クライアントから「この方針で記事を書いてください」という指示があったにもかかわらず
- 構成確定後の大幅な書き直し
- 追加のリサーチや画像の選定を急遽依頼
- クライアントの気分での修正指示
修正回数や業務範囲を決めていなかったので、クライアントに好き勝手言われた結果、時給換算するとわずか500円でした。
修正地獄にならないように、「修正回数は2回まで」「大幅な修正は〇〇のタイミングまで」といった修正のルールは明確にしておきましょう。
失敗④:SNSの投稿を信じてすぐに大きな成果が出ると勘違いする
SNSで見かける「副業で100万円稼いだ」という投稿は無視してください。
カモを集めるために本当かどうか疑わしい派手な実績でアピールしているだけだからです。そんなに簡単に副業で稼げるならXなどで愚痴を言う人などいないでしょう。
かくいう私もSNSのうまい話に踊らされて、「自分も月100万円稼げるようになるぞ」と大きな目標を立てました。しかし、現実は残酷です。
副業を始めた当初は、月10万円どころか案件獲得すらままならない始末。自分のスキルのなさに絶望しました。
それでも諦めずに副業を続けた結果、今では月10万円ほど稼げるように。
副業で楽して稼ぐことはできません。数年かかることは覚悟しておきましょう。
「手っ取り早く稼ぎたい」と思っているうちは情報商材屋などの悪い大人にカモられるだけです。
失敗⑤:青色申告特別控除を知らずに余計な税金を支払ってしまう
副業で稼げるようになってきたら、税金の知識も必ず身につけましょう。
税金のルールを知らないままだと、無駄な税金を納めて手元に残るお金が大きく減ってしまうからです。
副業で稼いだお金を守るために、特に重要なのが「青色申告特別控除」です。これを使うだけで、最大65万円分の控除が受けられます。
ところが、当時の私は、
- 税金の話は難しそう
- 帳簿をつけるのが面倒くさい
- 確定申告なんてまだ先でいい
と軽く考えてしまい、税金の勉強を後回しにしていました。その間、青色申告特別控除は使っていませんでした。
もし、青色申告特別向上を使っていたら、合計で20万円ほどのお金が手元に残っている計算です。
このお金があれば
- 旅行にも行けた
- 自己投資に使えた
- 美味しいご飯を食べられた
家族との思い出も作れるし、さらなるスキルアップも狙えたことを考えると、本当にもったいないことをしていました。
副業でお金を稼ぐことはもちろん大事ですが、少しでも多く手元に残すことも忘れてはいけません。
手取りを少しでも増やすために、税金の知識は必ず学んでください。今ではYouTubeで無料で学べるので、この記事を読み終えたら税金に関するチャンネルを見てみましょう。
くどいようですが、その中でも重要なのが、青色申告特別控除です。この制度を使うと、10万円以上の節税効果が期待できます。
副業の失敗を防ぐ2つのマイルール

副業の失敗を事前に防ぐためには、マイルールを作るのがおすすめです。ここでは私が副業をするうえで決めた2つのルールを紹介します。
- 副業に費やす時間をあらかじめ決めておく
- 副業をする目的を明確にしておく
1つずつ解説していきます。
ルール①:副業に費やす時間をあらかじめ決めておく
私は、副業をする時間を平日は1時間、休日は3時間とあらかじめ決めています。緊急な対応がない限りはこれ以上副業はしません。
副業に使える時間は時期や状況によって常に変化するので、無理に時間を確保しようとすると睡眠時間を削り日常生活に影響が出るからです。
私は今年に入ってから本業で任される範囲が広がり、残業をする日が出てきました。
その結果、今まで通り副業に時間を使えなくなったのです。
しかし、今まで通りの成果を出さなければというプレッシャーを感じていたので、夜中2時まで副業をする日もありました。
無理は続きません。ついに体調を崩して本業を休み家事育児を妻に任せっぱなしに。
妻からは「副業を頑張ってくれるのはうれしいけど、健康第一でね」と言われ、情けなさと申し訳なさでいっぱいになりました。
「家族のための副業」のはずが「家族に迷惑をかける副業」になってしまったのです。
そこから、以下のルールを作りました。

このルールのおかげで、睡眠不足を解消して、集中して副業に向き合えるようになりました。
ルール②:副業をする目的を明確にしておく
もう一つ、副業の目的を明確にしました。
目的が定まっていると、必要以上に副業をする必要がなくなるからです。
副業収入を稼げるようになると、生活に余裕が出てきてちょっと贅沢な生活もできます。
- 疲れた時は外食をする
- 長期休暇に旅行に行く
- 家事を楽するために、時短家具を買う
疲れた時の外食代を稼ぐためなら、毎月何十時間も副業をする必要はありません。
週1回5千円の外食なら、月2~2.5万円稼げればいいわけなので、時給が1,000円と仮定しても、20時間の副業で事足りるのです。
目的を明確にすることで、副業で稼ぐべき金額やどれだけ副業時間をとるべきかも計算ができます。
無茶な副業時間の捻出をしないためにも、副業の目的は今一度検討しておきましょう。
今回紹介したマイルールは、私の状況や価値観をもとに作ったものです。同じルールにする必要はないので、この記事を読んだらぜひマイルールを作ってください。
まとめ 副業の失敗は挽回できる!今すぐマイルールを作ろう
ここまで、私が副業で経験した5つの失敗談と、失敗を防ぐためのマイルールについてお伝えしてきました。

副業を始めると、誰しも一度は壁にぶつかります。
- クライアントの連絡を放置する
- 修正地獄に陥り時給が数百円になる
- 睡眠時間を削り体調を壊す
正直、大切なクライアントからの連絡放置はトラウマレベルの失敗です。
その後に具体的な対応を考え提案することで、どうにか繋ぎ止めることができましたが、もう二度とあのときの絶望感を味わいたくはありません。
大切なのは、失敗は避けられないということです。
同じ過ちを犯さないようにマイルールを作り、継続的に改善していきましょう。
まずは無理なく副業を続けるために、副業に使う時間を決めてください。








