会社なんか辞める!脱サラを決意した日
「どうして会社員を辞めたんですか?」
会社員をやめてサイドFIREしていると、こんな質問をよくされます。ここで、「自分を信じていれば大丈夫だよ!」とでも言えれば格好いいですのが、私の場合、そんなことはありません。
正直なところ自分でも情けない理由で会社を辞めました。
- 「困っている人を助けたい!」
- 「自分の力を試してみたい!」
- 「今ここにない未来を自分でつくりあげたい!」
こんな目もくらむような眩しい動機ではありません。
それでも貯金0円から資産形成を始めて5年ほどでサイドFIREできました。
断言しますが、他人から評価されるような素敵な動機など必要ありません。むしろちょっと恥ずかしくて人前では言えない動機のほうが強力な原動力になったりします。
せっかくですから今回は、私があまり語ることのない会社員を辞めよう決意したときの話をしてみましょう。
覚悟を決めた嵐の日

今から何年前のことでしょうか。ものすごい台風が大阪を襲いました。関空の滑走路が冠水するくらいの激しい風雨です。
どのくらいヤバかったのかを知ってほしいので、Xで調べてみました。
今なら確実に「不要不急の外出は控えてください」と言われるレベル。出社しても仕事にならないでしょう。
お客さんもいませんし、従業員を帰せないリスクまで考慮すると、潔く休むのがベター。無理に出社させて問題でも起これば、一発で炎上し、会社のイメージダウンにもなりますから。
しかし、です。
私は出社していました。
それも、徒歩で。この暴風雨の中を、歩いていたわけです。気が狂っているとしか思えません。
これは別に私が命知らずのチャレンジャーだからではなく、地下鉄御堂筋線が運転を見合わせていたから。
- 閉じているシャッターがペローンとめくれる
- 鉄の塊が木の葉のように宙を舞う
- 木が倒れ、電柱がなぎ倒される
こんな状況だったので、「地下鉄止まってるし、もう今日は無理やな」と判断。上司に確認のために連絡すると、返ってきた答えに衝撃を受けます。
「歩いてこい」
タンカーが流されて、橋に衝突するほどの台風がやってきてるのに、「歩いてこい」。
この瞬間、私の中で何かが弾けました。
自分の命がかかる場面でも、来いと言われるような企業文化には耐えられません。それでも当時は今と違って、お金がなかったのでなんとか勇気を奮い起こして、台風で荒れ狂う大阪市内を歩くことに。
奇跡的に無傷で到着しましたが、あとちょっとで大怪我していてもおかしくないシーンがいくつもありました。
ずぶ濡れの状態で「今、着きました」と上司に挨拶すると、ねぎらいの言葉もなく、業務を言い渡されます。
仕事をすること数時間…。
「もう暇やから、帰ってええで」と上司。
「たった数時間の仕事のために身を挺して出社したことに何の価値があるのか?そこまでしないと立ち行かなくなる会社なら潰れが方が良いんじゃないか?」と自問自答しながら、台風が過ぎ去った後の大阪市内をとぼとぼ歩いて帰りました。
そして、たどり着いた結論が、「会社員のままでは自分の自由を守れない」です。
これが私の資産形成物語の始まりです。
まとめ 資産形成の動機は何でもいい!自分の心に素直になろう!
私は自分の時間を自由に使えないことに嫌気が差して、会社員であることを辞める決意しました。別に世の中を良くしたい、人の役に立ちたいと思ったわけではありません。
超自己中心的な理由です。
別にそれでも良いと思っています。むしろ「人に言うとドン引きされるんじゃないか?」と心配になるくらいの方が踏ん張れます。
会社員と違って、収入が安定しないからです。決まった日に、決まった金額が振り込まれるのは過去の話。
「今月は調子が良かったけど、来月は売上ゼロかもしれない」という不安に押しつぶされないためには借り物の他人を意識した動機ではメンタルが崩壊します。
自分の心の奥底から湧き出てきた本物の衝動に突き動かされてないと簡単に諦めてしまうでしょう。
とはいえ、私は生活が破綻するのが怖いので、徹底的に固定費を減らすことを最初に始めました。詳しくはこちらの記事でまとめてます。








