資産運用セミナーは怪しい?危険な見分け方・詐欺の手口・安全な選び方を徹底解説
健全な資産運用セミナーのメリットとデメリット

真っ当な主催者が運営する資産運用セミナーにもメリットとデメリットがあります。ここを押さえておかないと美味しく食べられるので注意しましょう。
まずメリットから。大きく3つあります。
- 知識を体系立てて学べる
- その場で質問できる
- 最新の制度を確認できる
独学だと、何から手をつけていいかわからず、時間だけが過ぎていきますよね。健全な資産運用セミナーなら、その心配は無用。
疑問をその場でぶつけられるのも強みです。NISAのような制度は改正されて、「今はどうなってるの?」と頭が混乱しますが、セミナーなら、今の話が聞けるのも強みです。
一方、見逃せないデメリットも3つあります。
- 情報が主催者の売りたい商品に偏る
- 時間と交通費がかかる
- 個人情報を渡すことになる
主催者も商売でやっている以上、話は自社の商品に寄ります。悪意がなくても起こることです。
繰り返しになりますが、参加は無料でも必ずどこかに主催者に利益をもたらす商品の案内があります。ボランティアではありません。
見落とされがちなのが3つ目です。申込書やアンケートで名前と連絡先を渡すと、後日、電話やメールで勧誘が来ます。無料で参加したつもりが、営業リストに載る。ここまで含めて参加費だと考えてください。
ここからは、私の意見です。資産形成初心者が資産運用セミナーに行く必要はありません。投資の基礎は本で十分学べるからです。
体系立った知識も、制度の最新情報も、本や公式サイトで足ります。
偉そうに書いていますが、私も遠回りしてから気づいた口です。あれこれ手を出した末の結論は、拍子抜けするほど地味でした。本を数冊読めば、初心者に必要な知識はそろう。それだけのことに、ずいぶん高い授業料を払いました。
手っ取り早くお金持ちになろうとするとカモ一直線です。
資産運用セミナー参加前に確認すること

「万が一役に立たない投資商品や保険を買わされても、クーリングオフすればいいや」と思っているなら大間違いです。
投資商品の多くは、クーリングオフの対象外だからです。
株や投資信託などの金融商品は、原則、この制度では解約できません。投資顧問契約のように、一部10日間だけ認められるものもありますが、例外です。不動産にいたっては、セミナーの主催者が売主でなければ、適用されません。
私自身、その場の勢いで契約してしまった側です。頭が熱くなっているときほど、「今決めないと」の一言に弱い。
まともなセミナーなら、持ち帰って検討したいという申し出を、嫌がりません。渋られたら、それ自体が危険信号です。
資産運用セミナーで被害にあったときの対処法と相談先

被害にあった、あるいは「やられたかもしれない」と思ったら、すぐ公的な窓口に相談してください。一人で抱え込まないことです。
お金のことで動揺しているときほど、冷静な判断はできないからです。
さらに、早く動くほど、お金を取り戻せる可能性が上がります。相手が連絡を絶つ前が勝負だからです。相談は無料で、まだ被害が出ていない「これ、大丈夫かな」の段階でも受け付けてもらえます。
状況に応じて、次の窓口があります。

どこにかけるか迷ったら、消費者ホットライン188からで大丈夫です。地域の消費生活センターにつないでくれます。
すでにお金をだまし取られたと分かっているなら、警察へ。緊急のときは、110番です。








