お金の話ができない夫婦はやばい?4つの原因とラクになる話し方を解説【効果実証済み】
ラクに話す工夫1. 未来の話からはじめる
夫婦でお金の話をスムーズに進めるためには、「年収」「貯金」といった現実よりも、未来の話題から入るのがおすすめです。
なぜなら、現実の問題はケンカの種になりやすいですが、「もっと豊かに暮らしたい」という理想像は共感しやすいからです。
たとえば、私はこんな話から切り出していました。
未来の話題の例
- 老後仕事を辞めたら、一緒にいろいろ旅行に行けたらいいね
- 子どもには、留学や大学院とか、好きに行かせてあげたいね
こうした話に、首を振る人はあまりいません。むしろ「家族のことを真剣に考えているんだな」と前向きに受け取ってもらいやすくなります。
ここまで話せたら、「じゃあ、そのために何ができるかな?」と、自然に本題へつなげやすいでしょう。
夫婦はチーム戦。
お互いの間違いを指摘し合うのではなく、二人が同じ方向を向いてゴールに向かって歩んでいく姿勢を忘れないようにしましょう。
ちなみに、将来の話をするときは、「どんなお金の使い方が幸福度を上げるのか」をあらかじめ知っておくと、話が進みやすいです。こちらでまとめていますので、ぜひ話してみてくださいね。
ラクに話す工夫2. 結論を急がない
お金の話は、ふたりのこれからを決める大切なテーマ。だからこそ、急いで答えを出そうとしなくて大丈夫です。
- 「結局どうするの?」
- 「早く決めてよ」
こんなふうに急かされると、誰でも気持ちが引いてしまいますよね。
思い出してください。
小学生の頃、家に帰ってゲームをして、そろそろ宿題やらなくちゃ…。そんな時に親から「はやく宿題やりなさい!」と怒られてやる気をなくした経験はありませんか?
お金の話も同じで、やらなきゃいけないことは多くの人がわかっているでしょう。
まずは話題を出せただけでも十分。
相手のタイミングを待ちながら、自分ができることにフォーカスしましょう。
ラクに話す工夫3. リラックスした時に話す
お金の話をするときは、ストレスやしがらみのない、リラックスしているときがねらい目です。
同じ話をしても、受け取り手の状況によって反応は変わるからです。
人は疲れていたり、時間に追われている状態だと、内容を理解する前に「責められている」「面倒くさい」と感情的に反応しやすくなります。
たとえば、次のようなタイミングです。
悪いタイミングの例
- 仕事から帰ってすぐ
- 食事の前の空腹時
- 家事や育児で忙しいとき
- 寝る直前
特に、ちょっとしたケンカや意見が対立したときに「そもそもあなたのお金の使い方が〜」などと話し始めてしまうのは最悪のタイミングなので避けましょう。
私が実践してみて話しやすいと感じたのは次のようなタイミングです。
良いタイミングの例
- 夕食後のゆっくりした時間
- 休日のランチ中
- 散歩しながら
- 楽しい会話をした後
特に、「外出時」がおすすめです。スマホやテレビなど注意を削ぐものが少なく、人の目もあるのでケンカにもなりにくいです。
いろいろと試して、心地よく話せる時間を探していきましょう。
ラクに話す工夫4. 感情よりもデータを出す
お金の話をするための環境づくりはもちろん、感情的にならないように話す工夫も大切です。
我慢が続くと、つい感情があふれてしまいますよね。
- 「こっちは我慢してるのに」
- 「わかってくれない」
- 「どうして自分だけ…」
私も、何度もそう感じていました。
しかし、感情を爆発させるのは逆効果。協力してほしいのに、「こっちの好きにやらせてよ!」とすれ違ってしまいます。
ここで大事なのは、「感情」と「事実」を分けて伝えること。
<悪い例> 「子どもを大学まで行かせられるか不安。ねえ、ちゃんと考えてよ」
<良い例> 「子どもの教育費って、今のペースだと〇年後に〇万円くらい必要みたい。一緒に考えてみない?」
さらに話しやすくするには、「世間と比べて我が家はどうかな?」という視点を使うのもおすすめです。
平均貯蓄額や老後の準備状況といったデータは、金融広報中央委員会(J-FLEC)が出す「家計の金融行動に関する世論調査」などが参考になります。
このように客観的なデータや事実を先に出すことで、相手の受け取り方が変わり、作戦会議ができるようになります。
それでも「やっぱりケンカになりそうで不安…」という方は、こちらの記事も参考にしてみてください。夫婦のすれ違いを減らし、幸福度を上げるヒントをまとめています。
ラクに話す工夫5. 良い意味で「あきらめる」
お金の話をラクにするために、最後にいちばん大切なのは「相手を変えようとするのをあきらめる」ことです。
私たちはつい、自分の中での正解を押し付けたくなってしまいます。
でも、お金の価値観は育った環境や経験でつくられるもの。簡単に変わるものではありません。
だからこそ、「この人はこういう考え方なんだ」と一度受け止めたうえで、折り合いのつく着地点を一緒に探す方が、話はスムーズに進みます。
私は最近「価値観の違いはむしろいいこと!」と考えるようになりました。
お互い違うからこそフォローし合えるし、視野も広がります。
たとえば私は、「子どものために、なんとしてもお金を残さなきゃ」と力が入りすぎていました。
でも夫は、「親が頑張りすぎて潰れてしまったら意味がない。お金を使ってラクしたり、楽しむことも大事だよ」と言ってくれたんです。
もし夫の言葉がなければ、必死すぎて今ほど育児を楽しめていなかったかもしれません。
完璧な夫婦なんていません。
70点くらいの気楽な形を続けられることが、夫婦でうまく乗り切るコツです。
まとめ お金の話ができない夫婦こそ、「チーム戦」を意識しよう!
お金の話は、「どちらが正しいか」「誰が悪いか」を決めるためのものではありません。
本来は、これからの暮らしを一緒に守るための時間です。
話せないのは、あなたが悪いからでも、相手がダメだからでもありません。
夫婦でお金の話ができない4つの原因
- 信頼関係の問題
- 現状を把握できていない
- 責められたくない気持ちが強い
- 具体的にどうしたいか伝えられない
それぞれに事情があり、少しすれ違っているだけ。
我が家も子どもができてからお金の価値観の違いが浮き彫りになり、ギクシャクした時期もありました。
しかし、次のような工夫でどんどんラクに話せるようになりました。
お金の話がラクになる5つの工夫
- 未来の話からはじめる
- 結論を急がない
- リラックスした時に話す
- 感情よりもデータを出す
- 良い意味で「あきらめる」
大切なのは、「自分 vs パートナー」ではなく「私たち vs お金の課題」というチーム戦に切り替えること。
少しずつでもいいので、お互いが納得できる道を探しましょう!
夫婦でお金の話ができるようになれば、お金に縛られない豊かな生活はもうすぐそこです。こちらにふたりで無理なく貯めていくためのお金の管理方法や考え方をまとめています。ぜひご覧ください!
どうしても夫婦だけでは話が進まない場合は、ファイナンシャルプランナーなど、第三者の力を借りる手もあるので安心してください。ただし、不要な保険には入らないよう注意してくださいね。








