投資をするならLINE証券一択!?元大手ネット証券社員がメリット・デメリットを解説!
[目次]
LINE証券とは?
LINE証券とは、2019年8月に「LINE Financial株式会社」と「野村ホールディングス」が共同設立した証券会社であり、「LINE」を使って簡単に投資できるサービスです。
”投資をもっと身近に、もっと手軽に”をコンセプトに、スマホ取引に特化し、直感的な操作性を追求、LINEポイントでの入金や小額投資に対応するなど、初心者でも始めやすいのが魅力。
なお、2020年5月からは現物取引にも対応し、上級者向きの本格的な投資も可能となりました。
LINE証券の最大の特徴はなんといってもその「手軽さ」であり、全ての取引がLINEアプリひとつで完結する上、口座開設の手続きも最短3分で完了します!
LINE証券のメリット5つ
では、LINE証券のメリットを確認していきましょう。
- 1:全取引がLINEアプリで完結する
- 2:LINE Pay・LINEポイントで投資できる
- 3:100円からの小額投資が可能
- 4:平日の夜21時まで取引が可能
- 5:現物取引手数料が無料
LINE証券のメリット1:全取引がLINEアプリで完結する
LINE証券は、口座開設手続きから売買注文まで、全ての取引を無料通話アプリの「LINE」で完結させられます。※ブラウザでも可
通常、証券会社を利用する際は口座開設時に本人確認書類の郵送が必要だったり、専用アプリをダウンロードしなければスマホで取引できなかったり、何かと手間がかかりますよね…。
しかし、LINE証券なら、面倒な郵送手続きや専用アプリのインストールは一切不要。いつも使っている「LINE」から、手軽に投資を始められます。
LINE証券のメリット2:LINE Pay・LINEポイントを使って投資できる
さらに、LINE証券ならLINE PayやLINEポイントを使った証券口座への入金にも対応しています!
つまり…あなたが普段からLINEポイントを貯めているのであれば、現金を使うことなく”元本0円”で投資を始める事もできるでしょう。
なお、LINE証券の入金方法は以下の3通りです。
- LINE Pay(LINEポイント)
- インターネット銀行からの即時入金
- 銀行振込
LINE証券のメリット3:100円からの小額投資が可能
投資って、まとまったお金が無いと始められないんじゃないの…?
と思われている方も多いかもしれませんが、LINE証券なら最小100円からの小額投資が可能です!
株式やETFなら1株から、投資信託なら100円からの買い付けが可能なので、まとまったお金がなくても簡単に始められ、一般的な投資に比べローリスクで投資経験を積めるでしょう。
もちろん、小額投資でも持ち株数に応じた配当金はしっかりと支払われ、コツコツ積み立てて条件を満たせば株主優待も受けられます。
LINE証券のメリット4:平日の夜21時まで取引が可能
なお、LINE証券の取引可能時間は平日夜21時までとなっており、夜間であっても即時注文・約定が可能です。※ETFは不可
【LINE証券の取引可能時間】
- 9:00〜11:20
- 11:30〜12:20
- 12:30〜14:50
- 17:00〜21:00
通常、株式市場の取引時間は午前9時から午後15時までですが、LINE証券なら独自の取り組みにより様々なライフスタイルへ適応しています。
また、夜間でも即時注文・約定に対応しているため、いつでも希望通りの金額で約定されやすいのもメリットでしょう。
LINE証券のメリット5:現物取引買付手数料が無料
そして、LINE証券なら、現物取引の買付手数料がいつでも無料です!※現物取引とは、取引所を通じて自己資金で株の売買を行う取引のこと
売り注文時には以下のように約定代金に応じた取引手数料がかかりますが、売買トータルだと業界最低水準の手数料を実現しています。
まとまったお金を本格的に投資したい方にとっては、大きなメリットでしょう。
なお、小額投資の対象となる「相対取引」であれば、取引手数料が売買ともに無料です。
LINE証券のデメリットや注意点は?
では、LINE証券を利用するデメリットや注意点についても見ておきましょう。
- NISAやiDeCoに対応していない
- 取引コストがかかる
- 銀行口座への出金は手数料がかかる
NISAやiDeCoに対応していない
LINE証券では、非課税口座の「NISA」や、最近話題の個人型確定拠出年金「iDeCo」が利用できません。
特にNISAは年間120万円分の金融商品購入分が非課税となるため気になっている方も多いと思いますが、残念ながらLINE証券では使えないので、株取引で利益が出た場合は必ず納税義務が発生します。
将来の状況によっては、他の証券会社口座への移管を検討しても良いかもしれません。※有料です。
取引コストがかかる
なお、LINE証券の口座開設費・口座維持費・取引手数料は無料ですが、「スプレッド」と呼ばれる取引コストが買付時に購入価格へ上乗せされます。
つまり、実際の買付価格は「本来の市場価格+取引価格」で少し高くなってしまうことに…。
LINE証券の取引コストは業界でも低い水準ですが、1日に何度も取引するような方は注意しておきましょう。
銀行口座への出金は手数料がかかる
LINE証券で銀行口座へ出金する場合、一律で220円(税込)の手数料が発生します。
少し利益が出たからと言って繰り返し出金していると、かえって損をするケースがあるので、出金回数はできるだけ減らすのがおすすめでしょう。
なお、LINE Payへの出金であれば手数料はかかりません。
LINE証券の口座を開設する手順
では、実際にLINE証券の口座を開設していきましょう。申込自体はざっと3分程で済みます。
まずはLINE証券にアクセスして、以下の赤枠にある「口座開設申込はこちら」をタップしてください。
その後は「はじめる」をタップして、利用規約に同意しましょう。
次に必要事項を確認してください。「確定申告の方法」は特段の理由がなければ「LINE証券に任せる」を選んでおいて良いでしょう。
株の取引で利益を得た場合は原則として確定申告を行う必要がありますが、特定口座ならLINE証券が代わりにやってくれるので、基本的に申告が不要です。
本人情報を入力した後は電話番号を入力して「SMS認証」をします。
その後は本人確認書類の登録が求められるので、「マイナンバーカード」もしくは「運転免許証」を用意しておいてください。
本人確認書類の登録後はカメラを使った認証作業がありますが、それらを全て終えると申込の受付が完了します。
あとはLINE証券からの連絡を待ちましょう。審査の完了まで2営業日程かかります。
まとめ:LINE証券で投資を始めよう!
というわけで、LINE証券はいつも使っているLINEアプリで簡単に取引でき、100円からの小額投資やLINEポイント利用にも対応しています。
【LINE証券のメリットまとめ】
- 1:全取引がLINEアプリで完結する
- 2:LINE Pay・LINEポイントで投資できる
- 3:100円からの小額投資が可能
- 4:平日の夜21時まで取引が可能
- 5:現物取引手数料が無料
この機会に是非、LINE証券で投資デビューしてみてください!