LINE Pay(ラインペイ)は安全?それとも危ない?そのセキュリティ対策について徹底解説!
本記事では、LINE Payの安全性やセキュリティ対策についてを解説していきます。
「LINE Payって危ないの?」と思われる方も、この記事を見ればその不安要素を取り除くことができるようになるので、是非読み進めてみてください!
[目次]
LINE Pay(ラインペイ)とは?
出典:LINE Pay
LINE Pay(ラインペイ)とは、「LINE株式会社」が手掛けているメッセージアプリの「LINE」にて提供されているキャッシュレス決済サービスです。
LINE Payを使う事で、私達が普段よく使う「LINE」のアプリからお店でQRコード決済をしたり、友達と送金、割り勘などを行う事が可能となりますが、実は既に3,000万人以上ものユーザーがLINE Payに登録しています。
なお、LINE Payはコード決済を利用する事で最大3%のポイント還元を受ける事も可能であり、現金での支払いよりもかなりお得に決済できる点も魅力的です。
LINE Pay(ラインペイ)は危ない?そのデメリットや危険性とは
キャッシュレスでお得にポイント還元を受けられる事が魅力であり評判のLINE Payですが、一方で、
「LINE Payって危険性が高いんじゃないの…?」
といった声もあります。
では、どんな事が不安要素なのかについてを見ていきましょう。
万が一の不正利用に対する不安がある
LINE Payを使う上で、最も危険視されているのが「不正利用」に関してです。
クレジットカードなどでも、知らないうちにカードの番号が盗まれたり、なりすましによって勝手にカードを利用されたりといったような「不正行為」が近年増加しています。
なのでLINE Payでも、
「本当にセキュリティは安全なの?」
「QRコードのデータを盗まれたりしないの?」
「勝手に決済に使われたりしないの?」
といったように、不正使用に対する不安はたくさんあるかと思います。
特に、LINE Payでは本人確認の際に本人の情報が確認できる銀行口座を登録しますから、その個人情報の漏洩などの心配も浮かび上がってきます。
オートチャージによって知らない間にお金を使い過ぎる可能性がある
なお、LINE Payでは、自動的に残高をチャージする事が可能な「オートチャージ機能」が備わっています。
この機能は残高が不足した際に都度チャージを行う必要が無くて便利ですが、
「知らない間にお金を使いすぎてしまう危険性」
「万が一不正利用された際に勝手にオートチャージされてしまう危険性」
などがあります。
では、そのような危険性を回避する為に、LINE Payにてどのような対策ができるのかについてを以下より見ていきます。
LINE Pay(ラインペイ)で対策されているセキュリティについて
上述したLINE Payの危険な要素を解決する為に、LINE Payでは主に以下のようなセキュリティ対策や機能が備わっています。
- 国際基準の暗号化システムが構築されている
- QRコードに有効期限が毎回設定されている
- ログインや決済の際には通知が届く
- 強固なパスワード設定が可能
- 10万円までの損失補償が受けられる
- オートチャージ機能をオフにできる
LINE Pay(ラインペイ)は国際基準の暗号化システムを構築している
LINE Payは、クレジット業界の国際データセキュリティ基準「PCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standards)」における最高レベル認証「レベル1」を取得しています。
※参考:LINE 公式プレスリリース
PCI DSSはクレジットカードのアカウント情報保護を目的としたセキュリティ基準であり、それは「アメリカンエキスプレス」や「マスターカード」、「VISA」などの決済ブランドからなる、
「PCI SSC(Payment Card Industry Security Standards Council)」
によって運用されていますが、LINE Payはその厳格な審査をクリアし、最高レベルとなる「レベル1」を取得したのです。
なお、銀行口座やクレジットカードの情報は全て「暗号化」して保管される為、その情報は支払い先の店舗や送金先の友人などにも知れ渡る事はありません。
なので、LINE Payでは既に強固なセキュリティが構築されていると言えるのです。
LINE Pay(ラインペイ)はQRコードに有効期限が毎回設定されている
LINE Payの決済で用いられるQRコードは5分間で有効期限が切れる仕組みとなっており、これによって実際の支払いに利用したQRコードが不正に再利用されるリスクを防ぐ事ができます。
なので、QRコードでの支払いも安心して行えます。
LINE Pay(ラインペイ)はログインや決済の際に通知が届く
LINE Payにログイン、または決済を行うと、LINEの公式アカウントである「LINEウォレット」から必ず通知が届きます。
なので、自分のLINE Payが不正に決済されていた場合、通知が即座に手元のLINEに届くので安心です。
なお、LINE Payによる継続課金や年会費のお支払いなどで自動的に決済された場合も通知が届くようになるので、その際は不正利用と勘違いしてしまわないよう、しっかりと確認しておいてください。
LINE Pay(ラインペイ)は強固なパスワード設定が可能
LINE Payでは、普段利用するLINEとは別にパスワードを設定する事ができ、LINE Payの起動時や支払い、送金の際にパスワードが適用されます。
なので、万が一スマホを紛失した際も、パスワードをかけていれば不正に利用される恐れはありません。
なお、LINE Payにおけるパスワードの設定は、ウォレット画面から「設定」を選択して「パスワード」をタップすれば行う事ができます。
また、このパスワードは「Touch ID」または「Face ID」にも対応している為、自分でも十分なセキュリティ対策をしっかりと行えます。
LINE Pay(ラインペイ)では10万円までの損失補償が受けられる
LINE Payでは、万が一他人に不正利用されてしまった場合に、不正な送金・支払い・出金などによる損失補償を最大10万円まで受けられます。
なので、今後万が一何か不正に利用されたとしても、金銭的リスクはほぼ回避できるようになっています。
なお、この損失補償の対象となるケースと対象とならないケースは以下の通りです。
対象となるケース
- スマートフォンを紛失し、LINE Payにログインされ不正にクレジットカードを利用されてしまった場合
- LINEとLINE Payのパスワードが第三者に特定され、勝手にアカウントを利用されてしまった場合
- 身に覚えのないLINE Payの利用請求がきた場合など
対象とならないケース
- 自らLINE Payのパスワードを他者に伝えた場合
- 利用者の意思で行われた送金
- 利用規約に反した使い方をしていた場合
※参考:LINE Pay公式ブログ
また、損失補償の申請に関しては不正利用の発生から30日以内に報告する必要があるので、お問い合わせフォームから必ず連絡するようにしましょう。
LINE Pay(ラインペイ)ではオートチャージ機能をオフにできる
最後に、知らない間にお金を使いすぎてしまったり、万が一不正利用された際に勝手にチャージされてしまう危険性のある「オートチャージ機能」をオフにする方法ですが、
まずウォレット画面の「設定」を選択してから次に「オートチャージ」をタップしてください。
その後の画面上でオートチャージ機能のON/OFFの切り替えができるようになるので、オートチャージをオフにしたい方は上記の手順で設定してみてください。
万が一の際にLINE Pay(ラインペイ)やカードを利用停止・解約する方法
以上がLINE Payのセキュリティ対策や機能でしたが、
「どうしてもLINE Payは怖いから利用を停止したい…。」
と思われる方は、LINE Payを解約する事ができます。
その方法についてですが、まず以下の通りウォレット画面から「設定」を選択し、次に「解約」をタップします。
すると以下の画面に移るので、注意事項を確認してから「解約」を選択してください。
なお、LINE Payカードを解約する際も同じく「設定」を選択し、次に「LINE Payカード」をタップします。
すると次の画面で「カード解約」という欄が表示されるので、選択して解約を進めましょう。
LINE Pay(ラインペイ)は本当に危ない?事前にセキュリティ体制を確認しておこう!
以上のように、LINE Payは様々なセキュリティ対策がなされており、万が一の不正利用による損失時も最大で10万円の損失補償が受けられるので安心です。
特にプライバシー情報の保護に関しても、LINE Payは国際基準の暗号化システムを構築している為、個人情報の漏洩リスクは限りなく低いと言えるでしょう。
なので、もしもLINE Payを今後利用したいと考えている方は、自身でも事前にセキュリティ体制を再度確認しておき、その安全性に納得した上で利用するようにしましょう!